また、しばらく発症事例がなかった熱帯諸国でも再び見られるようになっているという。
ドノヴァン症は一般に熱帯諸国に見られるもので、英国で確認されたのは史上初めてのことだ。
この感染症にかかると、性器にあっという間に成長して広まる潰瘍が生じる。そのまま放置すれば、文字通り性器を喰い始める。
オンライン薬局「chemist-4-u.com」による情報公開法への申請によれば、これまでドノヴァン症と診断された事例が3件ある。過去12ヶ月でボルトンで2度、サウスポートでは15〜25歳の女性が1度診断された。
一般に症状は性器周辺で生じるが、鼻・口・胸にも現れることがある。特徴的な症状には4種類がある。
・肉芽腫性潰瘍――肉質で、触れると出血する赤い潰瘍
・いぼ状・異常肥大性潰瘍――盛り上がり不規則な縁をした乾いた潰瘍
・壊死性感染――深く、悪臭を放ち、組織に深刻なダメージを与える
・硬化性・瘢痕性感染――傷のような組織のある乾いた病班
感染者との性行為で感染し、男性は女性より2倍感染しやすい。ただし、これ以外にも感染経路はある。
原因はklebsiella granulomatisという細菌である。
感染者の血液に接触するだけで感染し、病原菌と接触して1〜12週ほどで発症する。性器・肛門周辺の皮膚に感染し、その部位の肉が破壊されることから潰瘍が生じる。
治療をしないと、潰瘍は大きくなり、他の細菌が繁殖するために悪臭を放つ。
男女の半数が肛門付近に小さく、赤いしこりが生じ、ヒリヒリとした痛みを感じる。やがてしこりは侵食され、病気が広まるにつれて感染部位の周囲を破壊し始める。
性器の恒久的な損傷、傷、皮膚の色の喪失、傷による不可逆的な性器の膨張といった、合併症が生じる恐れもある。
ドノヴァン症それ自体は抗生物質で治療できるが、時間との勝負である。放置してしまうと、性器周辺の肉が文字通り腐り落ちる。
英国のような国では珍しい病気であるため、診察を受けたとしても見過ごされる恐れもある。
一般には、南東インド、ギアナ、ニューギーニアなどの熱帯・亜熱帯地域で見られる病気であり、英国の性病リストに載ることなどなかった。
しかし最近ではしばらく患者がいなかったオーストラリアや南アフリカでも患者が発見されているという報告がある。
以下ソース
http://karapaia.com/archives/52264119.html
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