勝率は2人とも2割4分を超え、連対率(2着以内率)は4割2分を超え、3着内率は5割5分を超えている。武豊もかつて同じような数字を残したことがあったが、そのときは彼の独壇場だった。トップ2人がともにこれだけの数字を残すというのは驚異的。ならば、この2人が乗る馬の単勝・複勝馬券を買えばいいじゃないかと誰もが思う。そうすればかなりの確率で馬券を当てることはできるかもしれない。しかしそれだけで「儲ける」ことはできない。
今年1月からずっとルメールの単勝馬券を100円ずつ買ったとすると、462回騎乗しているので投資額は4万6200円。勝率を考えれば4回に1回ぐらいは「当たった〜!」となるが、払い戻し平均額は290円ほどで払い戻しの総額は3万4000円程度にしかならない。
全くのビギナーならともかく、ある程度のファンなら、おそらく「やった〜!」感はあまりないはず。1回だけ1570円という中穴があったが、それ以外はすべて1000円以下なのだ。デムーロにしても同様で、投資額4万2700円に対し、払い戻しの総額は3万4000円程度にしかならない。
もちろん、彼らの乗る馬を軸に、点数を絞って馬単で勝負したり、人気薄の馬をからめて高配当の3連単をコンスタントに取れたりすればいいのだが、そうそううまくはいかないものだ。この2人が乗るというだけで人気になるため、実力・実績以上のオッズになることも多いし、実際いつも人気通りに勝てるとは限らない。
では、回収率のいい騎手というのはいるのだろうか。リーディング上位に名を連ねている騎手でいえば、18位の丸山元気。ここ数年は年間30勝前後だったが、今年はすでに42勝。単勝万馬券を2回も出しているため、払い戻しの平均はおよそ1700円だ。仮に彼が乗った馬の単勝をすべて買い続けていれば4万3400円の投資額だが、払い戻しの合計額は7万円を超えている(これから丸山騎手の単勝馬券を買い続ければ儲かるということではない。あくまでも今年の、ここまでの結果である。念のため)。
しかし丸山騎手の勝率は1割を切っており、連対率は2割に達していない。人気馬に騎乗する時もあり、払い戻しが1000円を超えるのも11回だけ。単勝馬券を買って「やった!」となるのは40回に1回程度だ。穴党に人気の2年目川又賢治騎手の1勝あたりの払い戻し額は17500円にもなるが、314回騎乗して27勝、勝率は8分6厘なのだ。
だが、人気馬・人気騎手を軸に買っていては、大きく「儲ける」ことができないのは間違いない。つまり、競馬に臨む人のスタンスが問われる。あなたは当てたいのか? それとも儲けたいのか?
以下ソース
https://www.news-postseven.com/archives/20180826_743443.html
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