今年の夏は猛暑から急に涼しくなったり、豪雨や台風が続いたりと、本当にしんどいですね。被災地の皆様には、心よりお見舞い申し上げます。
私にとってこの夏は生まれて初めての本が発売され、猛暑とともに生涯心に残る年になりました。支えてくださっている皆さまに、心より御礼申し上げます。
3年前の2015年8月27日、山口組が分裂しました。お盆を過ぎたくらいから「山健組を中心に割れそう……」とのお話が聞こえてきて、いろんな意味で「まさかね」という感じでした。もっと前のことのように感じますが、まだ3年しかたっていないのですね。
山健組は、田岡一雄三代目の側近中の側近・山本健一さんが設立された組織で、渡邉芳則五代目の出身母体でもあります。六代目山口組の若頭補佐で山健組を率いていた井上邦雄組長は温和で知られていて、「出て行くなんて信じられない」と言われていたのです。でも、その「まさかの事態」となり、さらにそこから任侠団体山口組(現・仁侠山口組)も分裂していくわけですが、再統合のウワサも絶えず、毎日いろいろな情報が聞こえてきます。意図的に、いろんなウワサが流されているとの説もあるほどです。
「週刊実話」(2018年9月6日号・日本ジャーナル出版)は、ストレートに「山口組『再統合』激震情報」と題して、「六代目山口組への任侠山口組“合流説”の真贋」を伝えています。
同じ号に拙著『極姐2.0』(徳間書店)の書評が出ているのは偶然として(苦笑)、山口組の関係者以外の方も分裂・再統合問題には注目されていることがよくわかります。皆様が心配されるような大規模抗争にはならないと思うのですが、分裂をめぐっては実際に街中での殺人も起こっていますから、杞憂とまでは言い切れない……というのは、確かにそうですね。
過剰な暴力団排除条例の影響もあって、ヤクザが生活できないというのも相変わらずです。最近は親分に脱退を申し出ても、「まあ、しゃあないわな」の一言で済む組織もあるのだそうです。
でも、やめられる人はまだいいんですよね。たいていはやめても行くところがなく、仕事もなく、ましてや雇ってくれる人もいませんから、さらに追い込まれることになります。そうなったら、どうするのでしょうか?
少なくない方が死を選びます。今年だけでも何人もの元ヤクザが自殺していますが、ほとんどが遺書はなく、多くの場合がうつ病など心の病気が原因のようです。実は、うつ病になる元ヤクザも少なくありません。たいていの場合は、お金に絡む問題ですね。少し前までは80年代の不動産バブルの負債など、額も大きめでしたが、最近は純粋に生活苦が多いと聞いています。ヤクザをやめたところで生活苦が解消されるとは限りませんから、行き場がなくて発作的に……という感じでしょうか。
ヤクザと一緒にするのも失礼ですが、元プロ野球選手の清原和博さんも自著『告白』(文藝春秋)で、重いうつ病と戦っていることを告白されていますね。清原さんといえば「番長キャラ」ですが、実際にはマジメで繊細な方だと伺っております。見た目はコワモテでありながら、意外にデリケート系も多いのが裏稼業の世界なのです。
もっともオットは生前「まあ、うつのヤクザも珍しくないけど、『うつ病だったことにされて殺された』ヤツも多いんじゃないの?」と言っていました。確かに昔は、けっこうヤクザも人を殺してましたから。今回は、不穏なお話でスミマセン。
以下ソース
http://www.cyzowoman.com/2018/08/post_199084_1.html
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