太平洋の深海に足跡のようなものが見つかったと話題になっている。深さ4000mもの海底に痕跡を残した謎の生物の正体とは?
科学ニュースメディア「Phy.org」によると、海底に不思議な痕跡が見つかったのは、太平洋ハワイ諸島南沖にあるクラリオン―クリッパートン断裂帯と呼ばれる海域だ。深さ3000〜6000mの海底にはコバルトなど多くの希少資源が眠っているといわれ、近年米国や日本など多くの国が調査を行っている場所である。
英国立海洋研究所の海洋学研究者リー・マーシュ氏らは、2015年4〜5月にこの海域で生物学的調査を行い、その結果を今月22日付で専門誌「Royal Society Open Science」に発表した。論文によると、ソナーによる調査で東北部の水深3999〜4258mの海底に3500個を超える大量の奇妙なくぼみが見つかったという。くぼみは海底の地形に沿って分布しており、場所によっては6〜13m間隔で21個も並んでいた。まるで足跡のようだった。
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調査ではさらに、水中カメラによってくぼみの画像が撮影された。論文に掲載された画像には、なだらかな海底に大きな穴があいている様子が映されている。周囲が崩れ、堆積物で埋もれかかっていることから、このくぼみはかなり前に作られたものだと推測されている。
地質学的・海洋学的に、深海にこのようなくぼみが自然とできることはないという。つまり、何らかの生物が作ったと考えられるのだ。大きさや形からみて、この海域に住む既知の深海魚にはこのようなくぼみを作ることはできないという。では、深さ4000mもの海底に奇妙なくぼみを作った生物とはいったい何者なのか?
マーシュ氏らはその正体を深海性のクジラの仲間ではないかと考えている。比較的長い口吻をもつツチクジラの仲間は、食べ物を探して海底を掘ることが知られており、今回見つかったくぼみと同じような痕跡を残すことが知られている。くぼみを作った犯人がもし本当にツチクジラだとすれば、4000mもの深海で活動できるということになり、生物学的にも非常に驚くべき発見ということになる。
時折動画が撮影されて話題となるように、深海には未知の巨大生物が多数潜んでいるといわれる。研究者らはクジラ説を主張しているが、まだ発見されていない巨大生物によってくぼみが作られた可能性もある。地球に残された最後の秘境ともいわれる深海には、まだ見ぬ驚異が隠れているのだ。
以下ソース
https://tocana.jp/2018/08/post_17973_entry.html
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