孫崎百世
２０１６年１１月にびわこでデビューした孫崎。看護師からボートレーサーに転身した異色の経歴の持ち主は、昨年７月の住之江でプロ初勝利を飾り、今年７月からの今期勝率は３・３６と徐々に地力をアップさせている。
それでも「やっとボートに乗れるようになったというレベルです」と未熟さを口にする。
「少し前までは乗るのが精いっぱいだったけど、最近はようやくレース展開や道中の立ち回りとかを考えられるようになりました」
足りない部分はまだ多いが、以前よりは周りを見る余裕が出てきたようだ。
スタートにも成長の跡が見られる。６月の浜名湖でフライングをした後は「スリットの手前で放ってしまって…」と思うようなレースができなかった。
そんなとき、師匠の君島秀三に「ターンはある程度できあがってきたから、次はスタートが行ければ」とアドバイスをもらった。
「集中してコンマ１５から２０を全速で行ければと思って走ったら、前節の津はほとんど全速で行けました」
その津では５、６着が１０戦して３度だけ。スリットで遅れなければ上位進出の可能性は広がる。それを実感できたのは大きな収穫だ。
「差しやまくり差しも磨きたいけど、まくって勝ったことが一度もないので、まくって勝ちたいですね」
着実に経験値を上げ、師匠譲りの強気な攻めで白星ゲットを目指す。
孫崎 百世（まごさき・ももよ）
１９８８（昭和６３）年１０月２３日生まれ、２９歳。北海道出身。
２０１６年９月に第１１９期生として選手登録。
趣味はクライミング。特技はスキー。好きな食べ物はフルーツ。
１２日開幕のとこなめオールレディースに出場予定。
１メートル５４、４６キロ。血液型Ａ。
以下ソース
http://race.sanspo.com/boatrace/news/20180907/btrnws18090704400003-n1.html
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