2018/09/08 09:00社会
北海道地震を受けて、ススキノのソープランドが500円で風呂提供。8室ある個室を被災者に解放。


バスタブ
(gyro/iStock/Getty Images Plus/写真はイメージです)

6日未明に起きた北海道地震では、道内の多くの地域で停電が発生し、現在も都市機能全体が麻痺している状況だ。

そんな中、札幌市中央区の歓楽街ススキノのソープランド1店が7日、通常の営業を休み、被災者に500円で風呂を提供したという明るい話題が報じられた。この取り組みに、ネットからは称賛の声が相次いでいる。



■「私たちも被災者」

店によると、6日は停電で営業ができず、7日も女性従業員が出勤できなかったため、8室ある個室を被災者に使ってもらうことにしたという。

昼ごろから午後8時半までの間に約40人が利用したといい、スタッフの男性は「私たち従業員も被災者。少しでも地元の役に立ちたい」と話したそうだ。

風営法で定められた午前0時まで提供し、8日は通常営業に戻るとのことだ。



■「何か嬉しくなる」と称賛の声

この思いやり溢れる取り組みに、ネットからは「嬉しくなる」「本当に良かった」などと称賛の声が多くあがっている。

・経営者の判断に感謝。まだ暑さが残るこの時期に、お風呂に入れるのは本当に良かった

・こういうニュースみると、何か嬉しくなるね。日本人で良かった

・東日本大地震の時、ラブホテルが家族向けに部屋を解放したのを思い出した。非常事態にはどの業態も手を取り合ってる感じがいいね
https://sirabee.com/2018/09/08/20161785329/
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■「少し勇気がいる」との声も
https://sirabee.com/2018/09/08/20161785329//2/