別れたパートナーのことが忘れられず、いけないこととは頭で理解しつつも、ついつい肌を重ねてしまった……そんな経験がある人もいるだろう。社会的にはタブー視されている行為だが、実は意外にもポジティブな心理的効果があることが最新の研究で判明したのだ。

 英紙「Daily Mail」(10月17日付)が、学術誌「Archives of Sexual Behavior」に掲載された米・ウェイン州立大学の研究を紹介している。同研究では、別れたパートナーとのセックスが「相手との関係を終わらせ、鬱を吹き飛ばし、前に進むために有効」であることが判明したという。

 研究チームは2つの調査を行った。

 1つ目は、113人の最近破局したばかりの被験者に、「別れたパートナーと肉体的接触をしようとしたか」、「現在も相手に未練があるか」、「1日の終わりに何を感じるか」を尋ねる調査。

 2つ目は、372人の被験者に、「別れたパートナーとセックスしようとした回数」、「まだ相手に未練を感じているか」を尋ねる調査。セックスしようとした回数は実際にセックスしたか、未遂に終わったかは問わなかった。

 その結果、別れたパートナーとのセックスを試みる行為自体は、破局の傷心を癒すものではなかったが、実際に別れたパートナーとセックスした被験者の多くは、2カ月後には相手への未練を断ち切ることができていたという。

 筆頭執筆者のステファニー・スピールマン博士によると、「過去の関係に未練を強く持ち、前に進むことができない人は、別れたパートナーとのセックスを最も望む人だった」という。そうした人々が実際に別れたパートナーとセックスすると、自分の行為に苦しむどころか、日々ポジティブな感情を強めていったそうだ。

「別れたパートナーとのセックスを最も渇望していたのは、未練のために前に進めない人でした。今後、別れたパートナーとのセックスを求める人々の背後にある動機を批判的に精査する必要があるでしょう」(スピールマン博士)

 2012年の先行研究では、離婚した夫婦が離婚後にセックスをすることで結婚生活に精神的な終止符を打てるようになることが突き止められている。

 精神的に離婚を受け入れられていない人は、元夫・元妻とセックスすることで破局の痛みが和らいだそうだが、すでに離婚を受け入れてしまっている人には特に変化がなかったそうだ。

 さらに、2013年には、英国のセックス専門家であるトレーシー・コックス氏も、多くの女性は元彼・元夫とセックスすることで、未練を断ち切り、関係を終わらせることができるようになると「Daily Mail」に語っている。

 必ずしも元パートナーがEX-SEX(破局後のセックス)に応じてくれるとは限らないが、過去の関係に今も思い悩んでいる人は、試してみる価値はあるかもしれない。

以下ソース
https://tocana.jp/2018/10/post_18491_entry.html

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