薬理凶室の怪人で医師免許持ちの超天才・亜留間次郎『世界征服のための科学』

今回のテーマはマンガやアニメといったファンタジーはもちろん、ハロウィンの仮装でも大人から子供まで大人気の魔女。魔女といえばホウキにまたがって空を飛ぶ姿がトレードマークですが、そのせいで恐るべき“職業病”に悩まされている可能性があるといいます……。

魔女の宅急便、魔法使いプリキュア、魔法使いサリーちゃんなどでおなじみの、ホウキにまたがって空を飛ぶ少女たち。実はこれ、小児医学的に見て極めて危険な行為です。
魔女の宅急便では、13歳の少女キキがホウキという細い棒にまたがって、長時間空を飛んでいます。しかし、細い棒一本にまたがった股間に全体重がかかっている状態は、短時間でも危険で、一時間程度ただまたがっているだけでも深刻な外陰部外傷を負います。

女性の股間の会陰部には神経や血管が密に分布しています。ホウキと恥骨の間で圧迫された状態が一定時間続くと、外陰皮下の血管が切れ、それが動脈であった場合は多量の出血に至ることもあります。
また、外陰部外傷にまで至らなくても小児外陰炎となる可能性は高く、外陰部が紫色に腫れたりして大幅にQOLが低下します。
これは医学界では「サドル外傷」として知られている症状です。性器が十分に発達していない少女が受傷する症例が多く、性成熟した大人では受傷率が低下します。

一旦現実世界に戻りましょう。サドル外傷とはその名前の通り、自転車に乗ることが原因で起こる外陰部の怪我です。
ロードレーサーなど高級スポーツ自転車の界隈では、サドルが極限まで小型軽量硬質化しており、非常に健康によくないサドルになっています。最近では女性の競技人口の増加により、アソコを痛める女性が増加し続けているのです。
日本でも5歳の少女が自転車で入院するほどのサドル外傷になった症例が報告されています。親御さんは注意しないと大変なことになります。小児医学的に見た子供用自転車の購入時の指針として以下の項目が挙げられますので、幼い娘を持つ親御さんはぜひ、参考にしてください。

1.サドルの材質が硬質な物は不適切であり軟質なサドルを選ぶこと
2.外陰部の前面が当たるサドルの部分が隆起していないこと
3.サドルの前後方向の角度が地面に対して平行であること
4.サドル前部の左右方向の幅が十分に広いこと
5.子供の身長に対して自転車が大きすぎないこと

子供がすぐに大きくなると言って大きめの自転車を購入せず、ちゃんと両足が地面に付くサイズを選んであげてください。写真は学会で発表された、5歳の少女が入院するハメになった、医師が幼女には最悪の欠陥品と断罪した自転車の写真です。

https://tocana.jp/images/arumajiro4-4.jpg

話を魔女に戻しましょう。ホウキにまたがって空を飛ぶ少女達の大半は、股間の痛みに耐えながら飛んでいると考えられます。我慢し続ければ炎症は悪化し、小児外陰炎となっておしっこをする時に痛むようになり、トイレで痛いと泣いているかもしれません。中には外陰部から出血して、生理でもないのにナプキンをあてて、痛みを我慢しながら飛んでいる少女もいるかもしれません。
抗生物質や抗炎症薬などの投与による治療は行えますが、ホウキにまたがって空を飛ぶという行為を止めさせないかぎり、完治することはありません。しかし、10代前半の魔女達の立場になって想像してみてください。恥ずかしくて「股間が痛い」「性器が腫れて血が出ている」なんて周りに言えるわけもありません。また、成人した先輩からは「大人になれば治る」「私も見習いのころは我慢していた」「根性が足りない」とパワハラを受けているかもしれません。
作中でキキが飛べなくなった理由は明言されていませんが、職業病として深刻なサドル外傷に悩まされ、股間の痛みに耐えられなくなった可能性が考えられます。

続く

以下ソース
https://tocana.jp/2018/11/post_18651_entry.html
https://tocana.jp/2018/11/post_18652_entry.html

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