イスラーム教徒による性的マイノリティーの迫害は各国で問題視されている。たとえば、イランやサウジアラビアでは同性愛者は死刑に処される場合もあり、これまでに多くの処刑者が出ている。彼らが依拠しているのは、コーランと預言者ムハンマドの言行を法律化した「シャリーア」と呼ばれるイスラーム法だ。シャリーアは男女であれ同性愛に対して極めて厳しく、同性愛者を処刑すべきだとする文面もある。かつて、イランなどでは少年愛が当たり前のものとして行われていたが、近代に入り、むしろシャリーアを厳格に施行するようになったそうだ。
そうしたなか、英紙「Daily Mail」(11月8日付)によると、2017年から2018年の間に6人のチュニジア人男性が同性愛疑惑で起訴されたという。その1人である32歳のエンジニアの男性は、2018年に強姦被害に遭ったと警察に駆け込み、治療を要求したそうだが、警察は男性に治療を施すどころか、同性愛者であるか調べるために「アナルテスト」を行ったそうだ。また、10代の男性も同性愛容疑で3度も捕まり、アナルテストの後に、数カ月間の「改心セラピー」を受けさえられたという。
アナルテストは同性愛行為の証拠を掴むために行われるとチュニジアの検察官は話しているそうだが、ヒューマン・ライツ・ウォッチは、そのようなテストは「信頼性がなく、残酷で、下品だ」と批難している。2017年に同団体はチュニジア政府に対し、アナルテストを中止するよう勧告し、政府はこれを受け入れたそうだが、現在も行われている可能性があるという。
こうした“信頼性がなく、残酷で、下品な”検査は男性だけでなく女性にも行われている。ヒューマン・ライツ・ウォッチによると、インドネシアでは警察と軍への就職を希望する女性に対し「処女検査」を行っているという。その方法がまさに下品で、医師が2本の指を膣に挿入、処女膜の有無を確認するそうだ。
オーストラリア公共放送「ABC」(10月25日付)が、処女検査を実際に受けたインドネシア人女性ザキアさんの悲痛な叫びを伝えている。
「処女検査で起こったことを思い出すたびに、涙が溢れてきます。もう生きていたくないと思うほどです」(ザキアさん)
ザキアさんによれば、処女検査を行った人物は医師には見えなかったという。結果的に、ザキアさんは処女検査に落ちてしまうが、それは決して彼女に性交渉の経験があることを意味しない。ザキアさんは格闘技を長年習っており、激しいトレーニングが処女膜を破ってしまった可能性があるそうだ。
「一度、練習中に転倒してしまい、木製のブロックに膣をぶつけ、激痛が走りました。そのことを面接でも話したのですが……」(同)
人権団体からの再三の勧告もあり、現在インドネシアでは処女検査は公式には認められていないが、「道徳性検査」、「身体検査」の名目で広く行われているそうだ。
同性愛者の権利、女性の権利を無視するイスラーム諸国にも彼らなりの言い分やシャリーアに基づいた正当性があるのかもしれないが、とにかく「残酷で下品な行為」であることは間違いない。即刻止めるべきだろう。
以下ソース
https://tocana.jp/2018/11/post_18699_entry.html
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