中国の国営通信社・新華社通信はこのほど、2人の新人ニュースキャスターをデビューさせたようだ。
中国語担当の男性と英語担当の男性がいて、どちらも人間そっくりのビジュアルの、AI(人工知能)のニュースキャスターだ。
人間に近いが100%ではないロボットに嫌悪感を抱くことを「不気味の谷現象」と呼ぶが(関連記事)、ここまで人間そっくりだとついにそれを超えたかな?
https://youtu.be/GAfiATTQufk
新華社通信が中国の検索エンジン会社・Sogou(搜狗)と協力して作り上げたというAIニュースキャスター。
11月初旬、浙江省烏鎮で開催されたワールド・インターネット・カンファレンス(World Internet Conference)で初公開され、その人間そっくりぶりが大きな話題となった。
AIニュースキャスターに使われている技術についてはっきりしたことは分かっていないが、実在するニュースキャスターがニュースを読み上げる映像をレンダリングしてデジタル合成したものと見られる。
なのでヒューマノイドタイプのロボットというわけではなく、あくまでも映像で合成されたヒューマノイドのようだ。
「中国語担当」はQiu Haoさん、「英語担当」はZhang Zhaoさんをモデルにしており、それぞれにかなり人間に近づいた感じになっている。
http://livedoor.blogimg.jp/karapaia_zaeega/imgs/9/f/9f87a083.png
新華社通信はAIニュースキャスターについて、
彼らはさまざまな場所で24時間活躍することができる。そのため、ニュース制作のコスト削減や効率アップにつながるだろう。我々は彼らを立派なメンバーとして認識している
とコメントしている。
YouTubeで公開されている「英語担当」の自己紹介を視聴する限り、見た目は人間にかなり近づいてはいるものの、表情や喋り方がロボット寄りかな?
http://livedoor.blogimg.jp/karapaia_zaeega/imgs/a/1/a154d72e.png
しかし、これを技術の進歩と喜んでばかりはいられないようだ。
海外サイトによると「ディープフェイク」がますます容易になることを懸念する声もあがっているらしい。
「ディープフェイク」とは、偽物とは簡単に見抜けないほど作り込まれたニセ動画のこと。AIを使って自然に画像合成が行われるため、偽物とは気付けないことが多いそうだ。
今回のAIニュースキャスターのような技術が一般的になれば、有名人の顔を使って偽物の情報や偽物のニュースを流すなど悪用することだってできてしまうわけだ。
新華社通信のAIニュースキャスターだって、画面越しにパッと見ただけだと、AIって気付かないかもしれないものね。この技術がさらに進歩すると・・・そら恐ろしい気もするな。
話は変わるが、私が今お気に入りの漫画、ORIGIN (ヤンマガKCスペシャル)は、最先端の技術を駆使して作られたヒューマノイドロボットが、戦いと守るべき人を通して人間の感情を育てていくというストーリーのSFアクションものだ。
「セントラルドグマ」がロボットの生き方にどういう影響をもたらすのか?何をきっかけにロボットは感情を持つようになるのか?とか見事にポイントをとらえていて、「今、目の前にある逃げたいもの」から現実逃避するにはもってこいの作品なのでおすすめなのだ。
てかロボットが現実と向き合っているのにお前は逃げるのか?とか言わないでロンリネス。
以下ソース
http://karapaia.com/archives/52268046.html
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