【政治】罰金を一気に15倍へ引き上げ! 『水産改革法』 黒いダイヤ・密漁ナマコ規制強化で闇社会の資金源は断たれるか[11/29] [無断転載禁止]©bbspink.com
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
0001逢いみての… ★2018/11/29(木) 01:14:23.01ID:CAP_USER
密漁品の高値取引が横行するナマコについて、漁業法の罰金が現在の200万円から15倍の3000万円に引き上げられることが決まった。水産庁が、今国会で成立する見込みの水産改革法案に盛り込む。

ナマコはかねてから、罰金を支払っても得られる利益のほうが上回る密漁品として、暴力団の資金源となっていると指摘されてきた。水産庁は密漁品を引き取る業者への罰則も新設し、流通面からも取締りを強化する方針だ。

実は、ナマコは隠れた日本の「人気輸出商品」だ。日本では生のまま酢の物にして食べるのが一般的だが、中国ではスープで煮込むなどして食べる高級食材として親しまれている。

日本のナマコは品質がよいとされ、2017年の輸出額は約210億円と、水産物ではホタテ、真珠、サバに次ぐ主力品目となっている。北海道や青森県などが産地で、国内で乾燥処理などを施した上で主に香港へ輸出され、中国全土に販売されている。

近年の中国経済の発展に伴い、干しナマコの1キロ当たりの輸出取引額は約2万8000円と高値で推移しており、漁業関係者の間では「黒いダイヤ」とも呼ばれている。

今回の罰金引き上げの背景には、これまでの罰則がナマコの密漁者にとって軽すぎ、抑止力になってこなかった現状がある。

ナマコ密漁の罰則は、現行では漁業法違反(無許可操業)による3年以下の懲役、または200万円以下の罰金となっている。水産庁によると、2012〜16年の5年間で検挙されたのは263件で、そのうち懲役刑になったのは50件、刑期が6ヵ月を超える者が34件で最長30カ月。実際には懲役刑が科されず、罰金のみの適用が多いことがうかがえる。

同じ期間で罰金刑を科されたものは244件で、10万円を超えるものが約6割の148件、最も重い者でも100万円だった。ナマコの密漁は1度で数十万円以上稼ぐこともできるとされるため、密漁者からは「罰金は入漁料、懲役は休漁日」と揶揄されていた。

さらに、ナマコ密漁の摘発を困難にしているのが、現行犯での逮捕が原則となっていることである。

刑法では窃盗罪で「他人の財物を盗むこと」が禁じられているが、海産物は所有者のいない「無主物」とされるため、窃盗罪での検挙はできない。そのため、漁業法違反で検挙することになるが、宝石や金とは違い、ナマコなどの海産物は指紋などの証拠が残らない。

その上、獲ったナマコが「販売目的であること」を立証する必要もある。たとえ密漁現場を押さえられたとしても、すぐにナマコを海に放り込み、投棄してしまえば「趣味で集めていただけだ」という言い訳が通る現状があった。

理想的な摘発の方法は、ワゴンなどの運搬車両に積み込んでいる現場を押さえることである。しかし、ナマコの密漁グループは高度に組織化、巧妙化されている。

10人程度のグループで、夜間に漁港や砂浜などから無灯でゴムボートで海に出た後、ボンベなどの潜水具を使って1〜2時間密漁し、ワゴン車に積み込んで現場を離れる。瀬戸内海では、高速船で無灯で航行し、取締船を探知する高性能レーダーを備えたグループもいた。

密漁の実行役だけでなく、見張り役、おとり役など分業化された手口は、海上保安庁などによる取締りを困難にしてきた。漁村で少子高齢化が進み、漁業者の監視が行き届かないことも課題となっている。

山口県では、愛媛県松山市三津浜などから出港したグループが、瀬戸内海沿岸の周防大島町などで年間に100日程度密漁をしているという。

続く

以下ソース
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/58631

★関連板★
■えっちな話題なら”ピンクニュース”
http://mercury.bbspink.com/hnews/
■新作AV情報なら”AV情報+”
http://mercury.bbspink.com/avplus/
0002逢いみての… ★2018/11/29(木) 01:14:39.59ID:CAP_USER
密漁者は、地元の漁業者による稚ナマコの放流が終わる3月以降を狙い、4月、5月に集中して密漁を働く。近年は海上保安庁などの取締り強化により減少傾向にあるものの、アワビやサザエなどを含めた被害額は年間3億円程度に上る。

2015年には、青森県で暴力団組員らによる被害額約1億9000万円の摘発事例も発生しており、ナマコ密漁が暴力団の有力な資金源になっているとも指摘されている。暴力団対策法による締め付けが厳しくなったことが、暴力団による密漁の増加の背景にあるとされる。

今回の罰則強化で特筆すべきなのが、罰金額の引き上げが行われるだけでなく、摘発の際に「販売目的の密漁」であると立証しなくてもよくなった点である。これにより、都道府県の許可なくナマコを取っただけで検挙できるようになる。水産庁によると、潜水器を使った密漁は年間約30件しか検挙されていないが、この改定により、検挙数は増えるとみられる。

さらに、流通面での罰則も新設した。ナマコは卸売市場を通さず、加工業者と直接取引されることが多く、密漁品が出回りやすい。密漁品を割安で買い取る業者への罰則はこれまで存在せず、密漁ナマコの輸出の温床となってきた。

東北地区選出のある国会議員は「地元で『ナマコの密漁を根絶するには、買い手も叩く必要がある』と訴えたら、支援者の料理屋や業者は明らかに痛いところを突かれたようで、ギョッとしていた。密漁品を買っているな、と直感した」と話す。

また、瀬戸内地区の漁協幹部は「密漁が長く問題として取り上げられながらも対策が遅れてきたのは、事情に気づきながらも票離れを恐れて議員が何も言えなかったことや、密漁者が知り合いにいるから波風を立てたくない、といった地域の内情がある」と問題の根深さを指摘する。

水産庁は今回の流通業者への罰則新設のほか、国産ナマコの漁獲証明制度を2020年をめどに導入する方針を打ち出している。税関で、都道府県の漁業協同組合連合会が発行する原産地証明書の提示を求め、密漁品の輸出を排除する日本独自の仕組みだ。

密漁対策には、地元漁業関係者の協力が欠かせない。密漁が横行し漁業者の収益が減少すれば、廃業が進み、担い手不足に拍車を掛けることになりかねない。水産庁によると、2017年の漁業就業者は65歳以上が約4割。09年以降、新規就業者は年間1900人前後にとどまっており、漁業人口の減少は避けられない。

取締りは当局と密漁団とのいたちごっこだ。今回の罰則強化により、密漁の減少が期待される。

終わり
0003夜更かしなピンクさん2018/11/29(木) 02:27:31.38ID:BDYPH12z
領海侵犯、密漁取締りに携わる船舶の武力を強力なものにする必要がある。
取締官の安全を考えてるだろうか、日本にはそれが無いように思う。合法的で
強い行動が絶対必要でそれが無いから尖閣等で馬鹿にされてる。
0004夜更かしなピンクさん2018/11/29(木) 06:22:03.06ID:QM4PE0n6
正規の加工場をヤクザの支配下に置けばいいだけじゃね?
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています

ニューススポーツなんでも実況