24時間365日、メールに拘束される状態は、働く人だけではなく、家族関係にも悪影響を及ぼす極めて悪質なストレッサー(ストレスの原因)だ。

 メールに時間外まで追い掛け回され、「自分のようなヒラに、今、この時間に解決しなければならない問題などないじゃないか」と誰もが腹の中で思うが、それが口にできない。

 こうした、休日さえ心が仕事から解放されない緊張状態は「テレプレッシャー」と呼ばれ、「部下は上司に即レスすべし」「従業員は顧客に即レスすべし」「深夜や休日にレスしない社員=ダメな社員」などといった暗黙のルールが存在する。サラリーマンほど、このテレプレッシャーが高いのが今の日本の現状だ。

 そんな中、「勤務時間外のメールは無視してOK」のルールがニューヨーク市議会で検討中だ。条例案では、企業(従業員10人以上)に「時間外のメールに返信する必要がない」などのルールの明文化を義務付け、返信しないことによる懲罰的な扱いも禁止する。企業が違反した場合は罰金も科すなど、徹底的に働く人たちの「つながらない権利」を保障する内容になっている。

 1年前にフランスやイタリアでは、このような法律が成立している。自主的に規制する企業もあり、ドイツのダイムラー社では、休暇中の社員宛てのメールが自動的に消去される仕組みを導入し、メールの送信者は社員の休暇終了後に再送するか、緊急の場合は同僚にメールを転送するかしなくてはならない。

 日本でもこうした制度を導入すべきだろう。ただでさえ現代の仕事は精神的緊張を強いられがちだ。職場ではひたすらパソコンの画面を見つめ、時間的なプレッシャーにさらされ、ムダ話もできず、黙々と仕事をする。勤務時間内に清涼飲料水も飲めず、プレッシャーだらけの24時間を強いられているのが現代のホワイト・ブルーカラー、OLなのだ。

 せめて週末だけでも「デジタルデトックス」ができないか。でも週明けにメールを立ち上げた瞬間、雪崩を打ってやってくる何百通ものメールにうんざりするだろうけれど…。

以下ソース
https://wjn.jp/article/detail/4843990/

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