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「健康で清々しい人生を送るために、引き締まった膣は重要不可欠なのです」

 こう語る産婦人科・丹羽咲江医師の元には、毎週2〜3人の女性が膣圧の悩みで訪れる。

「20代から40代の女性が中心で、最も多い悩みは入浴時に膣からお湯がダラダラ出てくるという相談です。ほとんどが出産経験のある方ですが、子供を産むと膣は緩くなりがちだから自然なのです。ただ、放置しておくと、膀胱、子宮、直腸など骨盤内の臓器が下がりやすくなり、高齢者になった時に尿漏れや骨盤臓器脱に繋がるので注意が必要です」

 膣圧は健康と密接な関係があるため、軽々に考えては禍根を残す。丹羽医師は、問診をしながら希望者には器具を使って膣圧を測定するという。

「ここ数年はセックスに関する悩みが増えています。その多くはパートナーに『緩い』と言われて悩む女性です。また、オーガズムを得られないのは緩いからではないかと誤解して来る方もいます。ネットで性の情報が簡単に入手でき、他人と比較できるようになったことが影響しているのでしょう。膣を締めるという感覚がわからない場合には、自分の指を入れて膣を締めるトレーニングを勧めています」

 ほかにも骨盤底筋を鍛えるケーゲル体操などの「膣トレ」も、膣圧の向上に役立つという。

「性的にアクティブな人は、膣圧が高い傾向があります。日頃のトレーニングも大事ですが、セックスする時に『自分も気持ちよくなろう』と意識するだけで膣は締まるもの。充実した性生活は、膣圧を上昇させる効果があります」

 そこで今回、21歳から36歳までの一般女性11人が集まり、丹羽医師監修の元、それぞれの膣圧を測定した。まず、器具にコンドームに似た「プローブカバー」を装着し、先端に潤滑用のゼリーを付けて被験者自らの手で膣に挿入してもらった。

「膣圧と持続時間の測定を行ないます」という音声に続き、「膣を目一杯締めて、できるだけ長く維持してください。なお、測定中はお尻の穴と膣と尿道を胃のほうに吸い上げるイメージで行なってください」という案内が流れる。

「膣を締めるという感覚がわからない人も少なくありません。『肛門を締めるのと同じ感覚で』とアドバイスしても理解できない場合もあります」(丹羽医師)

 被験者の中には「ちょっと冷たいです」と感想を漏らす女性もいれば、「中で振動するので、アダルトグッズのようで気持ちよかった」という人もいた。今回の測定結果は、最高56mmHgに対して最低は5mmHgだった。

「平均的な膣圧は20mmHgくらい。日常的に運動している人や開放的な性格、性に対してアクティブな人などが高くなる傾向があります」(丹羽医師)

 普段ダンスを習い、今回3番目に高い膣圧37mmHgだった漆原裕子さん(仮名・32)はこう話す。

「人より締まりがいいという自信はあります。セックスすると、『こんなに早くイクつもりはなかった』とよく言われるし、早漏にさせてしまうことも多いんです(笑い)。私は男性のモノを膣内で包み込んでいる感覚があって、キュッキュッと自在に締めたりできるんです」

 逆に5mmHgと11人中最も膣圧の低かった桜田良子さん(仮名・31)はショックを隠しきれない。

「カレに緩いって言われて悩んでいたのですが、数字で示されると……こんなに低いとは。これから膣トレします」

 一方、平均値の3倍近い56mmHgだった吉岡彩音さん(25)は普段から筋トレを欠かさない。

「下半身を鍛えるデットリフト20kgを毎日必ずしています。それが良かったのかも。筋トレをする時も肛門を締めるのがコツです」

 名器なるものは、やはり存在するのかもしれない。

以下ソース
https://www.news-postseven.com/archives/20190115_845308.html

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