大相撲界が期待するひそかなビッグイベントが、東京五輪での土俵入り。これを披露するのは当然横綱だが、稀勢の里の引退で、白鵬がこれを行うことがほぼ確定的な状況になった。

 現在行われている初場所で最大の焦点だったのが、「稀勢の里は復活できるのか?」という点。結果はご存知のとおり、稀勢の里は引退となったが、これと対照的なのが白鵬だ。先場所を全休し、休養万全(?)の白鵬は初日から10連勝を見せた。番付上位に休場が相次いでいることもあって、その好調ぶりは引退説を吹き飛ばす勢いだ。

 通算最多勝や最多優勝、横綱在位期間など、これまで数多くの記録を積み上げてきた白鵬だが、ここ数年は休場が相次ぎ、昨年フル出場したのは2場所だけ。それでも現役にこだわるには大きな理由がある。フリーのスポーツライターが語る。

「これまで、あらゆる記録を塗り替えてきた白鵬ですが、そんな彼の“最後の夢”が、2020年のオリンピックで横綱として土俵入りするというもの。彼がそこまで東京五輪にこだわるのは“父”の存在があるからです。白鵬の父は、モンゴル代表として初めてオリンピックでメダルを取った国民的英雄ですが、その父が初めてオリンピックに出たのが前回の東京五輪だったのです。白鵬はことあるごとにこの夢を周囲に語ってきました」(スポーツ担当記者)

 すでに日本でもモンゴルでも国民的な英雄の白鵬だが、偉大なる父に追いつき追い越すには、五輪というイベントは欠かせないということなのか。しかも“五輪のキーマン”が後押しすることで、いよいよその夢が現実化しそうな状況だという。週刊誌の相撲担当記者が語る。

「東京五輪で土俵入りが行われるかどうかは未定ですが、今年の年頭に行われた白鵬の幕内1000勝記念パーティーで、森喜朗・元首相が『オリンピックでは何かの役割を担ってもらいたい』とコメントしました。森氏の耳には当然白鵬の希望は入っているでしょうし、森氏は東京五輪の組織委員会の会長ですから、これはもうお墨付きを与えたようなものです。相撲協会としては、世界に国技をアピールする絶好の機会で、土俵入りを披露する力士が日本人でなかったという事態はできれば避けたかったはずですが、頼みの綱の稀勢の里が引退してしまい、東京五輪までに横綱になりそうな日本人力士は見当たりません。これはもう、“白鵬で決まり”でしょう」(相撲担当記者)

 いっそのこと五輪での土俵入りをやめるか、日本人以外の力士に土俵入りをさせるか……相撲協会は難しい選択を迫られることになりそうだ。

以下ソース
https://www.cyzo.com/2019/01/post_190865_entry.html

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