早見俊『偉人たちの処性術・世界編』

ムッソリーニが政権を執ったのはヒトラーより十一年も前、独裁者としては大先輩で、当初はヒトラーがムッソリーニを立てていました。しかも、ムッソリーニは大変な勉強家で、歴史や哲学、文学に精通し、ドイツ語、英語、フランス語も自在。その上、スポーツマンでしたから文武両道の好青年なので女性にもモテモテ。しかし、彼は香水やエーテルの匂いに弱く、香水をつけない女性しか愛せなかったようです。ヒトラーに取り込まれたのは、頬紅の香に屈したのかもしれません。

ベニト・ムッソリーニ、ご存じ、イタリアの独裁者です。第二次世界大戦の際は、日本、ドイツと三国同盟を結び共に連合国と戦いました。イタリアは真っ先に降伏したためか、戦後流れた有名な伝説があります。日本のビジネスマンがドイツに出張し、酒場に入ると見知らぬドイツ人が近づいてきて、「今度はイタ公抜きでやろうぜ」と、ジョーク混じりに話しかけられるのだとか。弱いイタリアと強いドイツという図式はそのままムッソリーニとヒトラーの評価になり、ムッソリーニはヒトラーの子分と見なされがちです。

事実はムッソリーニが政権を執ったのはヒトラーより十一年も前、独裁者としては大先輩で、両者が交流を持った当初は、ヒトラーがムッソリーニを立てていました。ムッソリーニにびくびくするヒトラーの様子は映像にも記録されています。

そんなムッソリーニは師範学校出身、従って教師としての教育を受け、しかも大変な勉強家でした。歴史や哲学、文学に精通し、ドイツ語、英語、フランス語も自在に話すことができたそうです。その上、スポーツマンでしたから文武両道の好青年、女性にもてないわけがありません。

彼は生涯二度結婚をしていますが、妻以外にも大勢の女性と関係を持ち、愛人も作りました。共に処刑されたクラレッタ・ペタッチは有名ですね。記録映像に上半身裸姿の彼が残っていますが、政治家には珍しいマッチョな体形です。国民にはスポーツを奨励しながら自身は運動嫌いだったヒトラーとは大違いでした。違いといえばヒトラーが愛犬家であったのに対しムッソリーニは猫好きであったとか。

陽気で精悍な独裁者は、悪魔的な政治手腕でドイツを列強に引き戻したヒトラーに取り込まれてしまい、滅亡へと向かいます。ヒトラーに取り込まれたのは政治手腕、国力の差に加えて彼の性癖が原因なのかもしれません。彼は香水をつけない女性しか愛せませんでした。というのは、香水やエーテルの匂いに弱く、嗅ぐと失神してしまったのです。運動音痴で常に血色がよくないヒトラーは威厳を保つため、要人と会う時は頬紅を塗って取り繕っていました。ムッソリーニはヒトラーの頬紅の香に屈したのかもしれません。

以下ソース
http://www.dansen-web.com/article/detail/1256204/

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