日本では比較的、緊急車両に対して道を譲るという精神が根付いているが、お隣の中国ではなかなか難しいようだ。生死に関わるような一刻を争う時でさえ救急車に道を譲らない車が多いという。『LINE Today』『South China Morning Post』などが伝えている。
今月15日の夜、安徽省六安市にある高速道路で撮影された動画が中国の人々を騒然とさせた。そこには渋滞中の高速道路で、女性が必死に土下座して懇願する様子が捉えられている。この女性は、救急車内にいる交通事故で怪我をした男性の娘だった。
この時、高速道路を走行していた救急車の前方が渋滞しており、緊急車両用の走行レーンが設けてあるもののそのレーンまで渋滞中の車が割り込んでいた。救急車は10分ほどサイレンを鳴らして道を開けるように促した。
しかし緊急車両用のレーンから車が移動することは無かった。すると居てもたってもいられなかったのか、救急車に同乗していた女性は車両から降り、救急車の前方にいる車の運転手に対して土下座し始めた。そして1台ずつ何度も地面に頭をつけながら、道を譲るように懇願し始めたのである。
動画では、しゃくりあげて泣きながら「お願いです、お願いです」と女性が土下座する様子がうかがえる。救急車両の報告書によると、この日は救急車が立ち往生した場所から病院まで30分ほどかかったが、通常であれば5分で着くことができたという。
中国のニュースメディア『人民網』によると、残念ながらこの女性の父親は同日の夜に死亡したそうだ。
また『South China Morning Post』では、2週間ほど前に湖南省湘潭市の高速道路でも渋滞時に緊急車両用レーンに車が割り込み、救急車の走行の妨げになったことを挙げている。そのため救急車はサイレンを激しく鳴らし、拡声器で道を開けるよう呼びかけたが、病院まで約4キロの道のりに40分もかかったとのことだ。この時、救急車を運転していたチャオ・ロンジャンさん(Zhao Longzhang)は「緊急車両用レーンは命への通路なのです。それを塞ぐような行為は間接的に殺人を犯していると言えるでしょう」と話している。
https://youtu.be/OppTtUnL7vI
以下ソース
http://japan.techinsight.jp/2019/02/masumi02231036.html
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