米カリフォルニア州を基盤とするビール醸造会社「Two-Roots」が世界初“大麻ビール”を作り上げた。
社名を冠した本製品はノンアルコールだが、アルコール含有飲料と同様に、飲んで10分程度で高揚感を得ることが可能であり、その状態が1時間半ほど続くことが自慢なのだという。
また、時を同じくしてアメリカとカナダ国内の多数の企業が、通常のアルコールのように愛飲者が1杯にとどまらずくつろいで2杯、3杯と味わって楽しむことができる大麻飲料の製造を目指している。
https://tworootsbrewing.com/wp-content/themes/tworoots/images/Untitled-1.jpg
味わいが異なる5種類 「Two-Roots」のウェブサイトより
アルツハイマーやうつ病への効能が期待される大麻中の成分、カンナビノイドの一つであるカンナビジオール(CBD)を使用したお茶や、スキンケア商品を手がけるカンナビニエ社は体内に素早く浸透するナノ乳化技術を使ったノンアルコールの大麻飲料製造に取り組んでいる。またカナダ国内の他ブランドの一部では醸造プロセス自体に大麻そのものを使用しているのだ。
Two-Roots社を所有するカナビニエ社の最高執行責任者であるティモシ―・ウォルター氏は「今後、より多くの州が娯楽用大麻を合法化するにつれ、ユーザーはさらに多くの大麻を消費すべく新たな方法を模索し、企業はその動きに順応しようと努めるでしょう」と語る。
同社は2月上旬にノンアルコールの大麻飲料として、カンナビノイドの一種で多幸感を覚えるなど向精神薬にも用いられるテトラヒドロカンナビノール(THC)と、前述のCBDのタイプから選べる2種を295ml缶で約900円で発売している。さらに市販のビール同様、ラガーやエール、IPA(インディア・ペールエール)など5つの異なる風味を楽しめるよう製造するなど、ただの大麻飲料にとどまらない気合の入れようだ。
Two-Roots社によると、大麻製品を使うことに対して多くの人々が抱く不安や恐怖を解消するべく、極めて微量の大麻を用いる製法を導入し、速やかに高揚感とその分解を感じることで問題点を緩和することに成功した。現在、「Two-Roots」はネバダ州ラスベガスでのみ入手可能だ。
ブルームバーグによると、この大麻飲料が2022年までに約669億円規模の事業になると期待されているものの、現時点では商品が周囲の期待に十分応えられるレベルにまで達していないのが現実だ。
優秀な研究者たちが集まる大麻バイオテクノロジー企業である、トレイト・バイオサイエンス社の最高戦略責任者であるローナン・レヴィ氏は、大麻飲料が完成すれば大麻を摂取する方法として主流になると考えているが、現時点でそれに値する品質を持った製品はないとブルームバーグに語っている。
大麻はアルコールよりも人体に害が少ないという説はこれまでにもあったが、このたび米コロラド大学ボルダー校のチームが新たな研究成果を発表した。
同校で神経科学について研究するチームの論文に共同執筆者として名を連ねるケント・ハッチソン教授は、大麻が人体に与える悪影響があるとしてもアルコールが人体に与える悪影響に比べれば足元にも及ばないと語る。しかし科学者の多くは大麻が人間の精神に与える影響の研究に関して、現時点では非常に限られたものなのだとして、教授の見解に異を唱えている。
続く
以下ソース
https://tocana.jp/2019/03/post_88260_entry.html
★関連板★
■えっちな話題なら”ピンクニュース”
http://mercury.bbspink.com/hnews/
■新作AV情報なら”AV情報+”
http://mercury.bbspink.com/avplus/