1410年に建設されたドイツ・ケルン旧支庁舎にケツ丸出しでセルフフェラする男が掘り込まれていることをご存知だろうか?

 英紙「The Sun」(4月2日付)によると、セルフフェラ男が鎮座するのは、13世紀のケルン大司教コンラート1世・フォン・ホッホシュターデン像の足元。そんな徳の高い御仁の下にこんな卑猥な像を置いてしまって大丈夫かと心配になるが、600年にも渡り容認されてきたのだから問題ない……のか?

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画像は「The Sun」より引用
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画像は「tz」より引用
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画像は「The Apricity」より引用

 とはいえ、性器までくっきりと描かれ、あまつさえそれを自分の口で奉仕するとは、むしろ現代では公の場に出せない代物だ。なぜこんなものが15世紀に造られたのだろうか?

 今回この像の存在を世界に向けて発信したツイッターアカウント「Whores of Yore」は、「なんでこんなところにこんなものがあるのか分からない」と頭を抱えているが、元ケルン市管理委員のウルリッヒ・クリングス氏によると、中世ではこうした像は珍しくなかったという。

「お尻は権力者たちに見せ付けるためのもです。性的なものを生々しく見せびらかすことで、モラルや権力者の命令なんて意にも介していないと示していたのです」(クリングス氏)

 支庁舎に反権力的な像を掘り込むとはすごい話だが、当時の権力者らもこうした像が見えにくい場所にある限り寛容に対処していたそうだ。「mooning gargoyles(お尻丸出しガーゴイル)」で検索してみると、いくつも類似の像が見つかる。中世ヨーロッパでは当たり前の習慣だったらしい。

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画像は「Hiveminer」より引用
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画像は「Atlas Obscura」より引用

 漫画『シグルイ』で、山崎九郎右衛門(通称“ちゅぱえもん”)が一人尺八をするシーンが描かれているように、身体の柔軟性とイチモツの大きさ次第では実際に可能である。アメリカの生物学者クレイグ・バータイルおよびアルフレッド・キンゼイによると、1000人に2〜3人は完全に一人尺八を行うことができ、陰茎に口をつけるまでなら10人ほどが可能だったという。中世ヨーロッパでもセルフフェラは知られた行為だったのだろう。

 ちなみにこの像は見えにくい場所に置かれているため、ケルン在住の人でもその存在を知らない人がいるそうだ。ケルンを訪れた際にはぜひ探してみては如何だろうか?

以下ソース
https://tocana.jp/2019/04/post_90832_entry.html

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