相談者:匿名・既婚・40代半ば
こんにちは。森林さんの聡明さと優しさが感じられるこちらの連載、いつも楽しく読ませていただいております。
私は40代半ばの既婚なのですが、愛する夫の了承のもと、オープンな性生活を謳歌しています。セックスを楽しんでいる20代の彼達に、森林さんのコラムで学んだフェラテクを試したところ、3人中3人が悶絶しておりました。
日々研鑽を積みたいと考えておりますので、更なる男性を悶絶させるテクがあれば教えていただきたいです。こちらが攻める場合のテクでも嬉しいですし、ベッドにおけるマナー、なんでも教えていただいたら嬉しいです!
森林の回答
ほらみんな!結婚とセックスを分けて考えることは可能なんですよ!それをOKする旦那さんが実在するんですよー!愛とセックスはもちろん一致していてもいいけど、別腹でもいいんですよーー!!
僕の主張に賛同してもらえてるようで、ついついテンション上がってしまいました。さて、今回の相談の本題ですが、テクニックからマナーまでベッド上のイロハですね。了解です。お任せください。
まず、女性から男性にする場合のテクニックですが、以前、フェラ上手には2種類あると説明しました。書籍化されウェブ上では見れないのでさくっと説明すると、スキモノタイプと風俗嬢タイプです。
前者は、相手を気持ちよくしてあげたいというサービス精神と、自分の口の気持ち良さも楽しむタイプで、まさに好きこそ物の上手なれです。
一方後者は、目的が相手の喜びだけではなく何かしら経済的な見返りを求めています。だからいかに疲れずにヌクかと効率を最優先に考え、口は添えてるだけで刺激のほとんどが手で、急所を見つけたらそこを中心に攻めます。フェラのようでその実は手コキです。
いずれのタイプでも肉体的快感は変わりません(精神的満足度が変わる)。押さえておくべき男性器を攻めるときのポイントは、唾液をいっぱい出してヌルヌルにしながらすることです。
今回は、さらにもう一歩踏み込んだ上級者のテクニックを伝授します。その名も、『クラゲ攻め』です。
まず、鼠蹊部や金玉袋をフェザータッチで撫でます。肝心の竿周りをさわさわすることで、ゾクゾクさせます。焦らされて腰がくねくね動き出したら、ようやく竿に刺激を与えていきます。
そこでは、手のひら全体で優しく撫でたり、指先で裏筋をなぞったりする程度で、けっしてしっかりと握ってはいけません。口を使う場合も、唇だけでハムハムしたり、舌先でチロチロしたりする程度で咥えません。
この段階でのポイントは、刺激を与えるリズムを不規則にすることです。そうすると、刺激を待ちわびているので与えられたときの感動が増します。当然、快感もそれに比例します。腰だけではなく全身でビクンビクンするようになったら次の段階に移ります。
クラゲ攻めの最終態は、手と口を竿周りで漂わせます。焦らされるだけ焦らされて敏感になった竿に、あらゆる角度から優しい刺激が次々に繰り出します。全体としては常に刺激を与えているのですが、どこがメインの刺激かはっきりさせず、手と口全てで包み込むイメージです。
例えるなら、クラゲの大群の中に棒が一本あって、大群全体で優しく押しくらまんじゅうされたり、胴上げされたり、奪い合いをされてる感じです。
口も手も不規則で読めない動きだけども全体としては連携が取れています。これをされると、全身の感覚機能が竿だけに集まり、その竿に引っ張られるように、体がフワンフワンと浮かぶような無重力感覚になります。そう、男性が感じる快感がゾクゾク→ビクンビクン→フワンフワンと変化し、最終的には男もクラゲになっちゃうというわけです。
これは少しだけぬるめの温泉で体の芯まで温まった時のように、余韻が長く深く続きます。是非、お試しあれ。
続く
以下ソース
https://joshi-spa.jp/921878
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