地球全土でこの超高速接続が鋭意推進されている最中、アメリカのある町では、市民が立ち上がり、5Gにレッドカードを突きつける騒ぎが起きている。その機運は今、全米へと拡大しつつあるという。
カリフォルニア州コントラコスタ郡モラガ市は「モザイク階段」で有名な、人口1万6000人の港町だ。こののどかな町で今年4月10日、5Gの屋外通信タワー設置を阻止するための市民集会が開かれた。今後、市に対して携帯電話の放射線被ばくから市民を守るための対策を講じるよう求めていくという。
この町に住むエリー・マークスさんは、11年前から5Gや携帯電話会社を厳しく非難している。
「FCC(米国連邦通信委員会)は一般市民に嘘をついています。今後20〜30年の間に5Gがどんな影響を及ぼすのか、私たち人間が完全に把握することなんて不可能です。それにもかかわらず、どうしてこんな危険な技術に盲目的に飛びつくのでしょうか。まったくばかげています」(エリーさん)
実は、エリーさんの夫は、1986年から携帯電話のヘビーユーザーだったという。携帯を片時も放さず、常に右耳に押し当てていたそうだ。
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エリー・マークスさん 画像は「YouTube」より
そして2008年、右頭部に脳腫瘍が見つかった。まさに携帯を押し当てていた部位だった。幸い、ご主人の命は助かったが、これをきっかけにエリーさんは電磁波健康被害に関心を持つようになり、現在は「カリフォルニア脳腫瘍協会」の事務局長として全米で反対運動を展開しているという。
また、以前トカナでもお伝えしたが、今年4月にEU本部が置かれているベルギーの首都ブリュッセルでも、5G導入の中止が決定した。5Gが電磁波の安全基準を満たしていないためという理由によるもので、これは主要都市としては世界初となる。海外では地方自治体レベルで5Gを見送る動きが出ているようだ。
一方、FCCと携帯電話会社は「現在までに、すべての主要な研究が5Gに有害な影響はないと結論づけている」と主張を曲げない。そして、エリーさんの夫のように「旧世代の無線技術に晒された結果、腫瘍を発症した」というケースとの関連は否定している。
このように両者のせめぎ合いは続くが、5Gを求める声とは、すなわち“スピード”を求める声といえよう。5Gはダウンロード速度が4Gの100倍。より安定した接続で、大容量のデータ通信を低コストで実現。教育やAI、遠隔手術を含めたヘルスケアに至るまで生活を一変させるといわれている。悪魔のように魅力的だ。
日本ではすでに、通信4社に対して周波数帯の割当が決定済みで、2019年9月にはプレサービスが開始する。しかし現在、5Gに潜む危険性は不透明なままだ。本格的な運用が始まってしまえば、こんな議論すら忘れてしまうのだろうか。
https://youtu.be/k9BUrg1xNiY
以下ソース
https://tocana.jp/2019/05/post_94292_entry.html
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