昭和のヌードには、どこか「悲壮な覚悟」が漂っていた。ところが平成になると、一流女優、アイドルまでもが明るく裸身を見せるようになった。初期にバブルが崩壊し、閉塞感があった「平成」の30年間において、ヘアヌードはつかの間の癒しだった。

「巷間言われている、(女優・樋口可南子を撮影した)篠山紀信『water fruit』(1991年1月)が、ヘアヌード写真集の第1号ではないんです。

 平成元年12月発行の、荒木経惟『TOKYO NUDE』には13カ所、ヘアが載っています。それに、平成2年発行の篠山紀信『TOKYO NUDE』にも、21カ所、ヘアの写真があるんですよ」

 エッセイストでヘアヌード評論家の、井狩春男氏は語る。じつは篠山氏は、1989年1月号の「アサヒカメラ」にも毛が写った写真を発表していた。ヘアヌードは、平成とともに始まったのだ。

 ヘアヌード写真集の刊行数は、平成元年が1冊、2年も1冊、3年が3冊だったが、4年が12冊、5年が78冊、6年が約250冊、7年が約400冊と、瞬く間に世に溢れた。

「平成13年くらいまで、すべてのヘアヌード写真集を手に入れていましたが、軽く1000冊ありました」(井狩氏)

 このうち約100冊の写真集をプロデュースしたのが、高須基仁氏だ。

「不思議なことに、『ヘアはいいけれど、おっぱいはダメ!』という女優もいた(笑)。俺もおいしい思いをしたけれど、女優も、脱げば数百万円が手に入っていたんだから、いい時代だったね」

 以下では、平成30年間に発売されたヘアヌード写真集から、大きく話題になった作品を紹介する。

続く

以下ソース
https://smart-flash.jp/night/70422

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