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 5月28日朝、神奈川県川崎市多摩区登戸新町でスクールバスを待っていた児童やその保護者らが刃物で刺されるという衝撃的な事件が起きた。犯人は両手に包丁を持ち、被害者らを次々に切りつけてきたという。18人が病院に搬送され、30代の男性と12歳女児の2人が死亡するという大惨事となった。現場付近では犯人と思われる50代の男性が確保されているが、首を包丁で刺して自殺を図っており、搬送先の病院で死亡が確認されている。

 現場となったのは小田急線登戸駅から約300メートルほどの場所で、被害者は近くにあるカリタス小学校の児童とみられている。カリタス小学校は1963年創立のカトリック系の私立小学校で、裕福な家庭の子供が通う名門として知られている。登戸駅から学校までスクールバスを運行しており、バスに乗ろうとしていた子供と付き添いの保護者が狙われたのだ。

 登戸駅周辺は住宅や公園が広がっており、治安も良く交通の便も良いことから、近年では人気の住宅地の一つとなっていた。しかし、今回の悲惨な事件を受け、ネット上では「やはり川崎だったか」との声も上がっている。

「やはり川崎だった」

その言葉は一体何を意味しているのだろうか?

「ここは、地獄か?」というキャッチコピーが話題を呼んだ2017年の名著『ルポ 川崎』著者である磯部涼氏は、トカナのインタビューに応じ、「狭い土地なのに日本が抱える大きな社会問題を象徴している」と現代日本のディストピア・川崎について語っている。

 川崎市川崎区では近年、「中一男子生徒殺害事件」や「簡易宿泊所火災」といった陰惨な事件が立て続けに起こっている。周辺は日本でも有数のコリアンタウンであり、川崎の京浜工業地帯などを背景に労働者が集まって街を形成してきたという歴史的背景を有する。首都圏で住みたくない街の一つとも言われ、不良少年やヤクザ、ガラの悪い在日外国人らが跋扈して、治安も悪い“エグい土地”だとされている。

 磯部氏は川崎を「高齢化が進み、国としてシュリンクしつつある日本の未来の姿」とも語る。川崎という街が象徴するのは現代、そして未来の日本のカタチなのだ。そんな場所で起きた悲惨な事件が意味するのは何か……。磯部氏の著作やインタビューから見えてくるのは、立ち現れつつある日本の「地獄」なのかもしれない。

以下ソース
https://tocana.jp/2019/05/post_97459_entry.html

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