0001逢いみての… ★
2020/06/10(水) 00:04:17.00ID:CAP_USER先日SNSで、ある潤滑剤を紹介していた女性にこんなコメントがついていました。痛くない人からすれば「痛いと伝える」「セックスを拒否する」ことは簡単に思えるかもしれません。しかし、当事者にとっては、そうシンプルな話ではありません。
日本では年代問わず、女性は性的なことに関して控えめであるべきという一般的な価値観があります。普段はこの価値観を古いと感じていても、実際のセックスの現場では、その古いと思っていた価値観がスッと出てきます。特に痛みがある人は、「自分に問題がある」と感じがちで、「痛いから、ゆっくり挿入して」など具体的なセックスの要望を伝えるのは、ひときわ困難なのです。
男性の中には、具体的なセックスの要望を女性から聞いて、引いてしまうこともあります。「大胆だな」「(セックス)慣れしているな」などボソッと出た言葉に傷つき、二度と要望を伝えられない、セックスしたくない、そう思う女性もいるでしょう。
古い価値観を引きずった性教育、性をタブー視する社会、性に厳格な家庭環境などの外部要因が、個人の性に関する価値観に大きく影響しています。男性で例えると、包茎。ほとんどの仮性包茎は手術が不要と専門医は言いますが、むけてないことを「男じゃない」と思い、不要な手術をうける人、また劣等感を持ち続ける人もいるのではないでしょうか。
どんな環境で育っても自分の価値観をしっかり持てる人もいますが、外部からのすりこみの影響は、想像以上に大きい。私もこの仕事をしていなければ、冒頭のSNSのコメントのように「痛ければ、言えばいい」と言っていたかもしれません。簡単に片づけるには難しい背景があることを、ぜひ知ってほしいです。
以下ソース
https://hc.nikkan-gendai.com/articles/274290
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