0001逢いみての… ★
2020/06/15(月) 01:00:57.69ID:CAP_USERガーターヘビは、カナダの平野部からコスタリカの森林地帯にかけて生息する、毒をもたないヘビ。今回新たな研究で、このヘビが一緒に過ごす仲間には明確な好みがあることが判明した。つまり、彼らには「友達」がいるのだ。
「あらゆる動物は、他者と交流する必要があります。もちろんヘビも」と、カナダ、ウィルフリッド・ローリエ大学の行動生態学を専攻するモーガン・スキナー氏は話す。今回の研究リーダーを務めた同氏は、トウブガーターヘビ(Thamnophis sirtalis sirtalis)の性格と社交性を評価するため、新しい実験を考案した。
その結果、「ヘビも人間のように社会的接触を求め、親しくする相手について選り好みする」ことを明らかにし、2020年4月に学術誌「Behavioral Ecology and Sociobiology」に発表した。
ヘビが親しい友達をつくると聞くと、意外に感じる人がいるかもしれない。だが、こうした関係は、フラミンゴからコウモリやゾウまで、動物界全体で見られることがわかってきている。例えば、ナミチスイコウモリに関する最近の研究では、コウモリも人間のように条件付きの友好関係を築くことが示された。(参考記事:「フラミンゴも長年の親友をつくる、生き残り戦略か」)
30年ほど前に比べると今は、動物の友好関係を発見しやすくなっている。社会がこの概念を受け入れるようになり、データを収集・分析するためのツールがはるかに進歩したからだ。「この数十年で飛躍的な進歩を遂げたのです」と論文の共著者でスキナー氏の指導教官でもある、比較心理学者ノーム・ミラー氏は話す。
実際、動物の社交性に関する研究が多く行われるようになり、人間以外の動物にも「友達」という言葉を使うことが、今では一般的になった。
ミラー氏とスキナー氏は、野生で捕獲したトウブガーターヘビのメスが産んだ30匹と、ブリーダーから購入した同じ親から生まれた10匹の、計40匹のトウブガーターヘビの子どもを用いて研究を行った。
研究室の実験台を壁で囲い、その中に小さな出入口を開けたプラスチックの部屋を4つ置いた。その中へ、印をつけたヘビをオスとメスを合わせて10匹入れた。10匹のヘビに対して部屋は4つしかないため、10匹のヘビはグループを作らざるを得ない状況になる。
8日間、午前7時から午後7時のあいだ、5秒ごとに囲いの中の様子をカメラで記録し、ヘビの動きを追跡した。さらに、1日に2回、グループを作ったヘビたちの写真も撮影した。その後、一度すべてのヘビを取り出し、掃除をして匂いを消したあと、再び囲いの中へヘビを戻した。ただし、取り出した時とは異なる場所に、だ。
だが、ヘビにはお気に召さなかったようだ。スキナー氏が置いた場所にはとどまらず、前のように小さな部屋の中で3?8匹のグループを作り直した。しかも、前に一緒にいた特定のヘビを探し出したのだ。
「ヘビは、高度な社会的認知能力を持っています」とミラー氏は付け加える。「個々を識別できるのです」
また、ヘビの性格を見るため、部屋に一匹だけ入れて観察する実験も行った。野生動物に見られる主な2つの性格、「恥ずかしがり屋」か「大胆」かを調べるためだ。
恥ずかしがり屋の個体は、そのままじっとしている傾向があり、部屋の外に出てくることは滅多になかった。反対に、大胆な個体は、ただちに部屋を離れ、まるで探検家のように新たな居場所を求めて這っていくことが多かった。
しかし一度グループに入れば、そのような性格の差はなくなり、多くは群れに追従するようになった。おそらく、野生で安全を保つための戦略なのだろう。
続く
以下ソース
https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/20/051600298/
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