元SMAPで「新しい地図」メンバーの草なぎ剛が来年のNHK大河ドラマ『青天を衝け』(吉沢亮主演)に出演することがわかった。

 草なぎは香取慎吾が主演した、2004年の大河ドラマ『新選組!』に友情出演した経験があるが、本格的に大河にレギュラー出演するのは初めてとなる。

『青天を衝け』は、「日本資本主義の父」と称される実業家・渋沢栄一を主人公とした物語。幕末から明治へ、時代の大渦に翻弄され挫折を繰り返しながらも、青天を衝くかのように高い志をもって未来を切り開いた渋沢の姿を描いた作品となる、

 草なぎが演じるのは、水戸藩主・徳川斉昭(竹中直人)の七男として生まれ、一橋家を継ぎ、徳川幕府最後の将軍となった徳川慶喜役。側近・平岡円四郎(堤真一)の目利きで渋沢と出会い、財政改革に手腕を発揮した渋沢を重用。その二人の厚い信頼関係は幕府終焉のときを迎えてからも続くという、重要な役柄だ。

 ジャニーズ事務所を退所後、「新しい地図」のメンバーがテレビ業界で干されてきたのは周知の事実。だが、19年7月、公正取引委員会が元SMAPの3人を出演させないよう、テレビ局に圧力をかけた疑いで、ジャニーズを注意していたことが明らかになり、流れは変わりつつある。

 NHKは、草なぎ、稲垣吾郎、香取の3人を積極的に起用するようになり、中でも稲垣は『不可避研究所』(NHK総合)のMCに就任した上、昨年後期のNHK連続テレビ小説『スカーレット』に医師役で出演し、話題を呼んだ。ここで、NHKが草なぎを大河で重要な役に起用するということは、「新しい地図」の全面解禁に舵を切ったと見ていいだろう。

 そこで、気になるのが民放各局の動向だ。草なぎといえば、フジテレビ系の火曜ドラマ枠で、『37歳で医者になった僕〜研修医純情物語〜』『銭の戦争』『嘘の戦争』などに主演し、いずれもヒットに導いた実績がある。同枠ドラマを制作する関西テレビ(カンテレ)としては、ノドから手が出るほど、草なぎにオファーを送りたいはずだが、それが許されない現状がフジにはあるのだ。

「かつては、多くのヒット作を生んだフジの火曜ドラマ枠ですが、近年は超低迷。昨年10月期に阿部寛が主演した『まだ結婚しない男』も平均9.4%(ビデオリサーチ調べの世帯平均視聴率、関東地区・以下同)と1ケタ台に沈み、1月期の『10の秘密』も向井理と仲間由紀恵の豪華コンビで臨んだものの、平均7.0%と惨敗しました。4月期に予定していた『竜の道 二つの顔の復讐者』(玉木宏主演)は、新型コロナウイルス感染拡大の影響で延期となり、すでに撮影が終わっていて7月期に放送予定だった『探偵・由利麟太郎』(吉川晃司主演)を6月16日から、順番を入れ替えてオンエアしましたが、視聴率は5〜6%台でウロウロしており散々です。その意味で、草なぎ主演ドラマをなんとか制作したいところなんですが、いまだにジャニーズに忖度するフジの了解が得られていません。しかし、来年、国民的ドラマである大河の重要な役で、草なぎが出演すれば流れも変わるはず。早ければ、来年にはフジの火曜ドラマ枠で、草なぎの主演が実現する可能性が出てくると思われます」(テレビ局関係者)

 情報番組やバラエティなどではなく、「草なぎの演技を見たい」と思っている視聴者は少なくないはず。NHKが禁を完全に解くことで、民放もそろそろ“解禁”してほしいものだが……。

以下ソース
https://www.cyzo.com/2020/07/post_246576_entry.html

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