0001逢いみての… ★
2020/09/14(月) 00:42:05.96ID:CAP_USER昔から「用の美」という言葉はあるものの、実際にはそれが本来作り手が想定していたものとは大きく異なる用途で第三者によって用いられ、「美」とはかけ離れた状況に成り果ててしまうもこともあるようだ。
「このあたりは毎年夏になると通り雨が多くなる土地でね。」
かつて西日本のとある地域で行われていたという、「雨」にまつわる習慣と、今なお残るその痕跡についてそう語りはじめたのは、当地で生まれ育ち、現在も茸栽培農家を営む篠原友蔵さん(仮名・88)。天候の変わりやすい山間部に位置するせいか、もともと激しいにわか雨に見舞われることが昔から多かったという当地においては、そうした「雨」を利用する形での逢瀬やナンパがしばしば行われていたのだという。
「うちもそうだけどね、ここいらの家は、みんな軒先を大きくしてるの。“急に雨が降ってきたら、みなさん雨宿りしていってくださいね”という意味でね。だけど実際にはそういう体でね、たまたま居合わせた男と女が口説きあったりとか、内緒の関係の人らがね、逢引きするのに使っていたんだよ」
あくまで表向きは、通行人に対して雨宿り場所を提供するために設けられているという各家の大きな庇。しかしその実、この庇を使って、雨宿りの体でナンパしたり逢瀬を重ねる男女が多かったのだという。
「私らみんなね、そういう目的で使っているとはわかっちゃいるんだけども、それをどうこう言うのも無粋というものでしょ。だからそっとしておいてやる決まりになっていてね。私にしたってコッソリと覗かせてもらったことはあるけど、わざわざ言い咎めたりはしなかったね」
袖擦り合うも多生の縁とは言うものの、雨宿りをキッカケにナンパに成功し、その場でセックスまでしてしまう男女も多かったというのだから、現代の我々からすれば驚くべきこと。しかもそれだけではなく、既婚男女が濃密な逢瀬を重ねる場としても活用されていたというのだから開いた口が塞がらない。
「まぁ、今じゃそんなふうに使う人はえらんけどもね。おおらかな時代だったんだろうね」
無論、篠原さんをはじめ、こうしたある種の“古き良き風習”について知る者は今ではほとんどいないというが、男女の出逢いがネット上のものに偏重しがちな昨今、もしかするとこうした牧歌的な出逢いは復活してもよいのかもしれない。
文・取材=戸叶和男
以下ソース
https://tocana.jp/2020/09/post_169905_entry.html
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