自民党は20日、同党派閥の裏金事件をめぐる問題で「清和政策研究会」(安倍派)の塩谷立座長と「志帥会」(二階派)の武田良太事務総長の2人を衆院の政治倫理審査会に出席させる意向を示している。

 同党はこれまで「51人の政倫審出席の意向を確認する」とした報道がされていた。一方、野党側は収支報告書に不記載があった安倍派と二階派の衆院議員51人の政倫審出席を強く求めたうえで、引き続き残りの議員の出席を要求している。

 立憲民主党の岡田克也幹事長は会見で「いまだにそんなことを言っているのかということです。メディアには『誰々は(政倫審に)応じる意向だ』とか出ましたよね。何だったのか。私はそこは不審に思います。本気でやる気があるのか」と語った。

 さらに「(政府が)予算を年度内に成立というふうに真剣に思っているなら、こんな対応は考えられません。(同党は所属議員への)全員調査だってやるべきだったし、その時に政倫審の対応だって一緒に聞けたはず。あまりにもその場しのぎになっていて、いったい誰が予算成立に、政府の中で全体を考えているのか非常に不思議に思いますね。政権は厳しい状況になってしまうと思います」と岡田氏は話した。

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