0001逢いみての… ★
2024/03/12(火) 23:07:34.44ID:CAP_USER横綱時代は誕生日に滅法強く、７戦全勝と圧倒的な成績を残した宮城野親方も、今年の「３・１１」はまな板の上の鯉だった。今場所は玉垣親方（元小結智乃花）が師匠代行を務めているが、来場所以降の部屋の運営については宮城野親方も含めた伊勢ケ浜一門の会合で複数案をまとめ、前日１０日に浅香山親方（元大関魁皇）が協会に提出。今後は協会執行部が処遇を協議する。
「いい案から悪い案まであった。一門でいくら話しても、結局決めるのは上だから」とある親方が話すように一門に決定権はなく、〝アンチ〟が多い執行部は宮城野親方にお灸を据えるべく、厳しい判断を下すことが予想される。「今場所と同じように一門内から師匠を出し、部屋を存続させるのが一番」という〝いい案〟は却下が確実視され、一門は部屋の閉鎖はやむなしと受け入れつつも、あくまで将来的な再興を視野に入れている。
約２０人と大所帯の所属力士も、大島親方（４９）＝元関脇旭天鵬＝が「バラバラの部屋になると、宮城野部屋同士が対戦することになる。戻るときにまた同じ部屋になるので、そういうわけにはいかない」と説明するように、複数の部屋に分散させず丸抱えの吸収を希望。同じモンゴル出身の大島親方が愛弟子たちをまとめて面倒を見てくれるなら心強いが、宮城野親方が部屋付きで引き続き指導する案では、やはり執行部の納得が得られない可能性が高い。
本命とみられる〝悪い案〟は、宮城野親方が弟子と引き離されて単身で伊勢ケ浜部屋に移り、部屋付き親方になるというものだ。一門の総帥、元横綱旭富士の伊勢ケ浜親方は来年７月６日に６５歳の定年を迎え、後継者として最有力なのは一番弟子の横綱照ノ富士（３２）。宮城野親方を中心としたモンゴル一派とは一線を画してきただけに、同郷の後輩の下で部屋付き親方を務めることに最強横綱のプライドが耐えられるのか。照ノ富士にしてもやりづらいことこの上なく、おいそれと引退もできなくなるため、「（伊勢ケ浜親方が）定年になったら、今度は浅香山部屋に行くしかない」とまさかのたらい回しプランまで飛び出している。
不惑を前にしてイバラの道が広がる宮城野親方。自らを慕って入門してくれた弟子たちと部屋を再興するためとはいえ、どこまで譲歩して屈辱案を呑めるのか。
以下ソース
https://www.zakzak.co.jp/article/20240312-MI4YCJZDOBL5LMTADEBJVSTXA4/