北朝鮮の国営テレビが見放題になる!? 米国議会から資金提供を受けているメディア「ラジオ・フリー・アジア(RFA)」が先日、報じた。

 ポーランドに拠点を置く親北朝鮮組織「千里馬戦線」が「ShiwaniTV」を立ち上げ、今秋にもストリーミングサービスを開始するという。月額3000円で、国営テレビの朝鮮中央テレビ(KCTV)、同ラジオの朝鮮中央放送(KCBS)を見放題、聴き放題となる。

 看板女性アナウンサーが読むニュースや反西側プロパガンダ、不思議なアニメ、平壌のアパートで行われるホームコメディードラマ、共産党に献身した英雄的な兵士や労働者の物語を詳細に描いたメロドラマを見ることができるというのだ。

 ShiwaniTVの公式サイトには「私たちは実際に、料金を支払ったすべての人にサービスを提供します。私たちは、居住地、政治的見解、所属政党や組織に関係なく、誰もが高品質のテレビにアクセスできるべきだと信じています」と記している。

 RFAに対し、ShiwaniTV関係者は「この計画は北朝鮮当局の支持を得ている。ポーランドの北朝鮮大使館はこの計画を認識しており、前向きな反応を示している」と述べている。

 公式サイトによると、千里馬戦線は政治とは関係なく、北朝鮮文化とその創設者である主体思想を研究するための独立した団体。メンバーは約12人でポーランド人、ドイツ人やカナダ人。国内外への影響力は大きくないという。

以下ソース
https://www.tokyo-sports.co.jp/articles/-/295289