さらにそれだけではありません。

チームはイタリア南部に浮かぶシチリア島のアダウラ洞窟の中で紀元前1万4000年?1万1000年の間に描かれたと見られる壁画を記述した文献を見つけました。

そこになんとインカプレッタメントの方法で縛り首にされた2人の人間の姿が描かれているのが発見されたのです。

実際の遺体までは見つかっていませんが、これはイタリアマフィアの用いる残虐な処刑方法が1万年以上も前の古代人の儀式に起源を持っていた可能性を示しています。

またマフィアとはシチリア島を起源とする組織的な犯罪集団のことです。

もしかしたら、この壁画が見つかったアダウラ洞窟こそがインカプレッタメントの発祥の地なのかもしれません。