れいわ新選組が24日、国会内での会見で、次期衆院選東京25区(青梅市、福生市など5市と西多摩郡)の公認候補予定者として、依田花蓮氏(よだ・かれん、52)を発表した。比例東京ブロックとの重複立候補となる。

 依田氏は俳優、ダンサーとして活動し、男性から女性へ性別移行をした「トランスジェンダー女性候補」(依田氏)。重度障害がある同党の木村英子参院議員(58)の公設秘書を務める。

 「私のような性的少数者、木村英子議員のような障害のある人、みんなが生きやすくするといま優位にあるマジョリティーと言われる人たちにとっても生きやすくなる。なかなかこのことが伝わらないので、有権者の方にこのことを強く力を入れて伝えていきたい」と抱負を語った。

 新宿区議を務め、2022年の参院選、同年の新宿区長選にも出馬経験がある。依田氏は、2023年1月に参院議員を辞職した漫才コンビ・浅草キッドの水道橋博士(61)の議席を1年ごと5人で回す「れいわローテーション」の5人目として名を連ねている。

 1人目の大島九州男参院議員(62)が任期1年での交代を拒否したため、れいわローテは中断されているが「5年も私は待てない。関心がないというか、その前に自分の手でしっかりと議席を取ることが大事」とした。

 同党の山本太郎代表(49)から「多様性の象徴」「歩く多様性」と称される依田氏は「多様性のパワーで、現在の裏金・カルト・破廉恥政治を吹き飛ばしたい。今の政権は正直申し上げて、放送禁止内閣です。子どもたちに見せることができない」と語気を強めた。

 依田氏は「同性婚の実現とかLGBTQ差別禁止法の実現、さらには選択的夫婦別姓の実現。そうしたことを訴えていく、実現するのも私に求められている役割かなと思っているところです」と自負した。

以下ソース
https://yorozoonews.jp/article/15244127