生活保護費や持続化給付金 だまし取った疑い 暴力団幹部を逮捕


暴力団員であることを隠すなどして生活保護費や国の「持続化給付金」を
だまし取ったとして、住吉会系の暴力団幹部が詐欺の疑いで警視庁に
逮捕されました。調べに対し、容疑を一部否認しているということです。

逮捕されたのは住吉会系の暴力団幹部で東京 江戸川区の山田誠容疑者(62)です。

警視庁は14日、関係先として東京 新宿区にある住吉会の本部事務所を捜索しました。

警視庁によりますと、おととし9月から先月にかけて、暴力団員であることを隠して
江戸川区から生活保護費20万円余りをだまし取ったり、建設業者と偽って国の
「持続化給付金」100万円をだまし取ったりしたとして、詐欺の疑いが持たれています。

別の事件の捜査の過程で発覚したということで、調べに対し「だまし取ったつもりは
ない」とする一方「定職についていないため生活費が欲しかった」などと供述している
ということです。

警視庁は、不正に得た金が暴力団の資金源になっていた疑いもあるとみて詳しい
いきさつを調べています。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220414/k10013582361000.html