「旭琉會」を指定暴力団に改めて指定へ 沖縄県公安委員会
県公安委員会は沖縄に本拠を置く指定暴力団「旭琉會」について、
１４日、暴力団対策法に基づき指定の更新に向けて意見を聞く
機会を設けました。
しかし、旭琉會側が欠席したため、改めて指定される見通しとなりました。
暴力団対策法では、脅迫による金銭の要求など暴力団による不当な行為を
規制するため各都道府県の公安委員会が３年ごとに暴力団の意見を聞いた
うえで、「指定暴力団」に指定しています。
県内では唯一、北中城村に本拠を置く「旭琉會」が指定されていて、
県公安委員会が１４日午後、那覇市の県警察本部で意見を聞く機会を
設けました。
しかし、旭琉會側が正当な理由がなく欠席したため、ことし６月に
改めて指定される見通しとなりました。
警察によりますと、「沖縄旭琉会」が「四代目旭琉会」を統合し、
平成２３年に現在の「旭琉會」になった際の構成員はおよそ５００人
でしたが、先月時点ではおよそ２３０人と減少傾向にあるということです。
県警察本部組織犯罪対策課の福里民夫次席は「構成員は少なくなりつつ
あるが、特殊詐欺やネットを使った犯罪など手口が多様化している。
組織の実態解明を進め取締りをしていく」とコメントしています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/okinawa/20220414/5090017933.html