胡麻は中国、朝鮮を経て日本に伝わりました。
日本では仏教とともに広められ、精進料理の食材として大いに利用されました。和え物やゴマ豆腐に、また揚げ油や炒め油として生ものを禁じている僧侶たちの栄養源のひとつでした。
また燈油として使用され、その香りが今で言うアロマの役目があったといわれています。貴重な食べものでしたが、江戸時代に入り作付面積も増え、江戸前天ぷらの揚げ油として流行しました。
時代が変わり一般的には菜種、大豆油が支流となり胡麻油は酸化防止と香り付けの役目のものとして重宝されました。いま、健康という観点から身体にとって大切なものとして「ごま油」が注目されています。