北海道美唄市の水道工事をめぐる背任の疑いで、市の元課長補佐と建設会社社長が逮捕された事件で、2人は市から不正に受け取ったおよそ700万円を分け合ったとみられることがわかりました。

送検されたのは、美唄市上下水道課の元課長補佐・本田強志容疑者と、建設会社社長の廣島慎也容疑者です。

2人は、廣島容疑者の会社が去年5月に落札した水道工事で、実際には行わない工事を装うなどして費用を水増しし、市におよそ700万円の損害を与えた背任の疑いが持たれています。

事件は本田容疑者が指示し、不正に受け取ったおよそ700万円は2人で分け合ったとみられています。

本田容疑者は4月、別の贈収賄事件で逮捕されましたが、その数日前、HBCが廣島容疑者に対し、本田容疑者がほかの事件に関与した可能性を尋ねると、廣島容疑者は「他にもあるんじゃないです?わからないですね」などと答えていました。

警察は2人の認否を明らかにしていません。

引用:https://news.yahoo.co.jp/articles/af556ae67c38f32aebb6e333de3d80c96c3271d7