>>261
カラカラカラ・・・

横開きの玄関扉が開き、まるで寝巻きのような服装の愛誤BBAが表に出てきました。

ああ、あれはいつもの愛誤ですね。うん、間違いない、いつもの愛誤BBAです。

愛誤BBAはゆっくりと警戒するように周囲を見まわし、すぐに足元で半コイコイしている瀕死の半gatitoを発見しました。

「え!?クロちゃん!?クロちゃんじゃなぁい?」
「クロちゃんどうしたの!?クロちゃん!クロちゃん!」
「クロちゃんしっかり!!」


愛誤BBAはそのようなことを口ずさみ、その「クロちゃん」を抱えたまま周囲を睨みつけるような目つきに変わりました!

何かにやられたに違いないという確信のこもった鋭い目つきで周囲を隈なく警戒しています!

そして私はその様子を物陰から監視していますw

愛誤BBAはクロちゃんを抱えてその場にしゃがみました。

しばらくその場で待機しながら警戒を続けるつもりのようです。

じゃあ私はもう一杯コーヒーでも買いに行きましょうかね。

身を隠した路地をそのまま迂回して大衆浴場の自販機で缶コーヒーを買いました。