0064名無しさん@ピンキー2018/08/01(水) 00:47:05.470 「ママのこと好き?」と聞くのは最低の母親である、という ところで秘密というと悪いことというイメージがあるが、このような規制された感じ方は、人間の成長にいろいろな害があるようである。 "うちの子はよその子と違って本当に秘密がなくてよい子です"と得意になる親というのは、支配的な親である。支配的な親は子供の秘密を子供の成長とは見ないで、自分への反逆と見る。
0065名無しさん@ピンキー2018/08/01(水) 00:52:59.370 このような親に育てられると、子供は自分の世界を持つことに罪悪感を持つようになる。これほど人間の成長の妨害になることもないであろう。自分一人で何かすることに興味を持つことも、自分一人で何かをしてそれで自足することもできなくなる。
0066名無しさん@ピンキー2018/08/01(水) 00:55:03.990 親の見ていないところでしたことは、すべて親に報告しなければならなくなってしまう。すると支配的な親は、うちの子は外であったことを何でもよく言うとまた得意になる。このような親はさきに言った、隠された依存性を持っているもの親なのである。
0068名無しさん@ピンキー2018/08/01(水) 02:31:23.360 さきにあげたアメリカのベストセラー「賢い女と愚かな選択」に次のような文がでている。か。 自分はダメな人間であるという感じ方を身につけてしまっているのだろうだからいつも「ママのこと好き?」ときいて、「好き」と子供に言わせていないと不安なのである。
0069名無しさん@ピンキー2018/08/01(水) 02:35:49.810 子供に常に忠義を要求する管理型の父親も同じである。心の底で自分に失望しているからこそ、いつも子供に忠義を表現されていないと不安のなのである。の底で自分を信頼できていれば、そんなにいつも忠義や行為を示すことを強要しない筈である。
0070名無しさん@ピンキー2018/08/01(水) 02:39:39.660 そんなにいつもことさらに好意を示してもらいたいと思わないであろう。心の底で自分に失望しているからこそ、ついつい疑い深くなってしまうのである。
0071名無しさん@ピンキー2018/08/01(水) 02:41:32.100 隠された依存性、満たされない愛情欲求、心の底での自分への失望、それらのことがその人を神経症的要求にかりたてるのである。自分への失望があるだけに、他人に自分を尊敬させようとする。普通の人より自分に失望している人のほうが、他人に尊敬してもらいたがる。
0072名無しさん@ピンキー2018/08/01(水) 02:43:23.190 つまりこれらの人は矛盾した要求を持つ。一方で大人として尊敬されたいが、同時に隠された依存性を満足させるように扱ってもらいたい。つまりあやされていると気づかれないようにあやしてあげなければならないのである。
0073名無しさん@ピンキー2018/08/01(水) 02:45:53.050 子供をあやすのも難しいが、隠された依存性を持つ大人をあやすことも大変難しいことである。その人と心理的に対等の人にはとてもできないことである。お互いに隠された依存性を持つ場合には多く傷つけ合うことになろう。お互いに心の底では自分に失望している。
0074名無しさん@ピンキー2018/08/01(水) 02:47:39.670 お互いに自分への失望感を隠している。そのような場合、はじめのうちは表面は相手を尊敬し、チヤホヤする。そのように尊敬されチヤホヤされることが嬉しいので急速に近づく。しかし、お互いに心の底の依存性と失望感は隠す。
0075名無しさん@ピンキー2018/08/01(水) 02:49:39.760 しかし近づけば近づくほど、お互いの無意識の部分を無意識に感じあうことになる。また自分に失望した者は表面では相手に迎合しながらも、時に他人に対しひそかな復讐心を持っている。他人にも自分と同じ失望感を与えようとする。
0076名無しさん@ピンキー2018/08/01(水) 02:50:12.950 自分に失望した者、依存性を隠している者、それらの人は口先で何を言おうが、本当には相手に対してやさしくなれない人である。無意識のところでは相手を傷つけてようとしているからである。隠された依存性というのは、どうしても相手に感じとられてしまうのである。
0077名無しさん@ピンキー2018/08/01(水) 02:52:24.670 自分に失望した者、依存性を隠している者、それらの人は口先で何を言おうが、本当には相手に対してやさしくなれない人である。無意識のところでは相手を傷つけてようとしているからである。隠された依存性というのは、どうしても相手に感じとられてしまうのである。
0078名無しさん@ピンキー2018/08/01(水) 02:53:27.390 これが相手にとって心理的な負担になる。ある美人のキャリアウーマンである。一応皆からチヤホヤされるが、どうしても長い親密になる男性がいない。それは男性達が二度や三度は付き合うが、やがてその女性といることにプレッシャーを感じてしまうからである。
0079名無しさん@ピンキー2018/08/01(水) 02:55:43.170 その女性の愛情欲求はたいへんに激しい。それは隠されている。しかしどんなに隠しても、男性はその女性といると何かいろいろ要求されているような息苦しさを感じだしてしまうのである。こういう女性が男性を性不能にするタイプである。
0080名無しさん@ピンキー2018/08/01(水) 02:56:41.800 隠された依存性を持つ女性は、男性に対してもちろん自分をさらけだすことはない。自分にも相手の男性にも依存性を隠す。そして隠すことで、今度は男性を支配しようとするのである。その女性自身が、安心して男性と一緒にいることができない。
0081名無しさん@ピンキー2018/08/01(水) 02:57:41.720 隠された依存性を持つ女性は、男性に対してもちろん自分をさらけだすことはない。自分にも相手の男性にも依存性を隠す。そして隠すことで、今度は男性を支配しようとするのである。その女性自身が、安心して男性と一緒にいることができない。
0082名無しさん@ピンキー2018/08/01(水) 02:58:23.180 その女性自身が男性から拒否されることを恐れている。それだけに余計その男性に対する要求は大きくなり、支配的になる。拒否されるかも知れない不安を、支配的になることで解消しようとしているのである。