0007禁断の名無しさん2023/05/01(月) 18:52:12.39ID:TLyEUQv8 『街とその不確かな壁』 村上春樹/新潮社/2970円 17の頃の恋の記憶と、時間のない街の図書館で中年の「ぼく」が夢読みの仕事をする第一部(異世界譚)。 会社を辞め福島の山間の図書館長になる第二部(一見リアリズム小説)。 一瞬別の小説かと思うような接続でも幽霊やギフテッド(天才児)の登場が二つを繋ぐ。「夢と現実」「実存と(分身的)影」の入れ子細工構造。題名を換言すると“存在とその不確かな手応え”になるのかも。
0008禁断の名無しさん2023/05/06(土) 13:53:22.11ID:lXfj1knU 村上春樹が「日本の小説」を「決定的に変化させた」と言えるワケ…ひとりの批評家が語ったこと(現代ビジネス) https://news.yahoo.co.jp/articles/e286243f301df1bde028ee9fb02942bf39616d67