元スタッフはシルキーズプラスへ。DMMGAMESが作ればコケるだけになった

●絶好調のエルフ時代 家庭用ハードにも参入
家庭用の参入も最も早かった。今では考えられない数十万本という売り上げだったから驚き。ファミ通調べの初任給ランキングでもエルフは2位だったのである。ちなみに1位はスクウェア(現、スクウェア・エニックス)。

●蛭田代表の引退で陰りが
そんな老舗ギャルゲーメーカーに陰りが見えてきたのは10年以上前。『河原崎家の一族2』を発売時に最後にシナリオを担当した元代表の蛭田昌人が業界を引退。それにより支える者が居なくなり経営は悪化。

2014年1月 『YU-NO』の権利をMAGES.へ譲渡
2014年6月 エルフとシルキーズのスタッフほぼ全員が独立し、シルキーズプラスを設立

●エルフスタッフを引き連れて新ブランド設立
その後は過去作品のダウンロード販売や新規作品を地道に販売を続けてきたエルフであったが、つい先日別ブランドだったシルキーズが全くの別会社としてシルキーズプラスとして分離。これによりエルフとは無関係になってしまった。
これにより支えであった収入も更に厳しくなってきたようだ。そしてこのシルキーズプラスは只単に分離してだけではなく、エルフのスタッフも一同共に加わっているのである(Twitterより)。
ttps://twitter.com/silkysplus/statuses/479044338299588608
このたびエルフとシルキーズの開発スタッフ一同が独立して新しい会社を設立、新規ブランド「シルキーズプラス」を立ち上げました 2014年6月18日

2016年3月 公式サイトを閉鎖する旨を発表。『同級生』、『ドラゴンナイト』などDMM GAMESが権利を有している。
DMMGAMESになる前のエルフ公式 (2016年3月1日、同月末日をもって公式サイトを閉鎖)
ttps://web.archive.org/web/20160221003138/http://www.elf-game.co.jp/

2017年3月25日に公式サイトを完全に閉鎖。elf・シルキーズの多くの作品の販売は、DMM GAMESにより継続。
但し、MAGES.に譲渡されている「この世の果てで恋を唄う少女YU-NO」など権利がDMM以外が保有している物はDMMでは販売されていない。