警備態勢ガーとかSPは無能ダーとか言う記事も散見されるが、
2019年に北海道で安倍氏が演説している時に野次を飛ばした聴衆を
排除したら損害賠償を求められたって事があるからむやみに排除
出来なかったのかも知れない。

とは言え、山上烈士……げふん、容疑者は野次を飛ばした訳でもなく、
無言で近付いてズドンズドンと発砲したのだからあらかじめ排除するのは
不可能だろう。
ましてや、基本的に一般市民が銃火器を持っていないと言う前提の
日本では銃撃に対する防御はほとんど考慮されていないんだし。
演説者から3〜5メートルの距離に近付いた聴衆を、ただ背後から
近付いたと言うだけで排除していたら現行の街頭演説自体不可能になる。

今回の事件を本気で防ごうとするなら、演説会場から半径
100メートル位を車両通行止めにしてなおかつ演説会場に入る
市民全員のボディチェックの厳格化して、演説者の周囲
5メートル位をSPの肉の壁と防弾シールドで覆う位の手間暇と
コストがかかる。
国道や駅前を通行止めにしたら渋滞が起きるのは明白だから
街頭演説=運送業の敵、ひいては政治家は庶民の敵だから
選挙に行かないのが庶民の声だ、とかなったら議会制民主主義
そのものが崩壊しかねない。

これがアメリカなら演説会場の狙撃可能地点を押さえたり周囲を
広範囲に警備するらしいが、日本でもそこまでやる必要があるか
議論する時期なのかも知れない。
3Dプリンターを使えば素人て銃が造れる時代だし。