Hパートにおける IKとウエイトの関係について。
・ポーズ編集におけるIKと同様の動作をする。
しかしHパートでIKをそのまま使用すると、IK地点がピン止めされてしまい動かなくなるので、基本的には追加回転で位置を調整することになる。
・ただ、追加回転だけだと、別々のモーションを組み合わせるときに、貫通したり、動きが合わなくて調整に苦労することになる。
そのため、別々のモーションを組み合わせるときはIKで調整する必要性が出てくるが、IKで動かなくなっては元も子もないので、ここでウエイトが重要になる。
・IKにはウエイトの項目があり、これは言ってみればIKのピン止めの率を下げる動作をする。そのため、ウエイトを下げれば下げるほど、動きを抑制しなくなるが、デフォルトの動作位置に戻ろうとする働きが生まれる。
・この特性をうまく使うことで、例えば下半身の腰の動きを緩慢にしたり、対象性のあるものなら、比率を変えることで、ピストン運動だけではない様々な動きを表現することが可能になる。
・例えばピストンしながらキスさせる場合などは、肩のIKのウエイトをあまり下げないようにしつつ、体や腰のウエイトを思いっきり下げることで、キスしながらピストンをするなどの動作も可能になる。
・Hパートのモーションを作成する場合は、追加回転と、このIKとウエイトの関係を理解することが自由な体位を作るのに大きく役立つことになると思われる。
こんな感じかな。間違った部分あったら指摘よろしく。