主人公のライバルの敵が「革命」で腐った現状を変えようとすると、主人公が犠牲を出すことを許さないとか言って止めるパターンが多いと思うんだよね。

最近は復讐を肯定するような漫画とか小説がいくつか出てきたが、昔からかな、復讐に関しては復讐は虚しいものと否定的な創作物が多いと思う。

でも「革命」は犠牲が全くないのはあり得ないとかランスに言わせておきながら、ランスは混乱の中で女とヤりたいだけかもしれないけど、犠牲が出る革命を肯定しているように思える。
ガンジーもウルザもチョチョマンもランスを肯定しているし。

志津香に復讐は下らないと言わせて、ランスでさえシィル(IPボディだけど)を殺したバードに復讐しないんだもんな。

犠牲が出る革命には肯定的で復讐には否定的なランスシリーズの思想みたいなものが興味深いと思ったのさ。