そして、ハルカは早熟な少年であった。というより、女の子たちと過ごす時間が長かったが故に、そうなってしまった面もある。
彼女たちはハルカの未成熟な『青い性』を求め、ハルカは戸惑いながらも、隠されたその一面を彼女たちに見せるようになった。
もっとも、求められているうちに、ハルカにもそれなりの"ヨロコビ"が与えられるようになり、ハルカはそれを甘受していた。
「かわいいよ、ハルちゃん。もっと見せて」
「何か恥ずかしいなぁ…ねぇちゃん、こんなの見て楽しいの?」
「楽しいよ…ハルちゃんが、だんだんオトナの体になってくのを、見るのが楽しいんだよ」