>>454
マイミはこの春から大学三年生になった。彼にはスドウマアサという彼女がいる。マイミよりも一学年下のマアサは大学には進学せず、就職する道を選んだ。
彼女はこの街の駅前にある本屋で働いている。だから、帰ってくるのはいつも夜になってからであった。

話がややこしいのはここからだ。実は、この家に住んでいるのはマイミとマアサの二人だけではないのである…
「あれ?」
部屋に戻ったマイミが着替えていると、マイミの部屋の扉が開いた。マイミは鏡越しで後ろを見る。するとそこには…


「リホちゃん…」


そこに立っていたのは中等部の少女…サヤシリホであった。