>>455
「…おかえりなさい」
リホが小声でそう呟く。間の悪いことに、マイミは黒いボクサーブリーフ一枚の姿になっているところだった。

「あ、ご、ごめん!すぐ着替えるから」
中学生の女の子を前にして、男が下着一枚の姿でいるのはマズい。そう思ったマイミは慌てて服を着ようとした。しかし、リホは…

「…平気よ」

そう言うと、彼女は後ろからゆっくりマイミに近づき、その背中にそっと抱きついた。
「リホちゃん…」
「おにいちゃんの背中…好きなんよ」
リホの小さな手が、マイミの裸の胸にそっと伸びてゆく。