>>461
発端は前の年の話だ。高等部の生徒会長を決める選挙が行われた際、立候補したのはスズキアイリとミヤザキユカの二人であった。
選挙が行われ、結局アイリが会長に選ばれた。
だが、せっかく立候補したのだから…ということで周囲の勧めにより、ユカが副会長に据えられた。


せっかく生徒会長になったというのに、争った相手が副会長に座っている。アイリはユカが疎ましいと思った。

自分こそ会長にふさわしいはずなのに、会長の立場に目の上のたんこぶがいる。ユカはアイリが疎ましいと思った。