>>477
「また…おっきくなっとーと…」
勃起した己の性器を見ていると、彼は無性に自慰行為…オナニーをしたくなった。部屋の鍵はかけてあるから、家族に気づかれる心配はない。
しかし、いくら勃起しているとはいえ、自慰行為を始めるにも"おかず"が必要であることも確かである。
何もないままイマジネーションだけで果てることも可能かもしれないが、エリナはまだそれができるほどには"上達"してはいないのだから。

彼はおもむろに学習机の椅子に座ると、目の前にあるパソコンのスイッチを入れた。手慣れた手つきでインスタントメッセンジャーを立ち上げると、
『M』と表示されたアイコンをクリックした。

『M』の横には『オンライン』の表記がある。『M』はこのサービスを利用しているのだ。エリナの興奮は一気に高まった。