時々、『M』は『たな』…もとい、エリナの意を汲んでくれることがある。
「じゃあ、たなが気持ちいいようにしてあげるから、どうして欲しいか言ってみな」
その文字列が表示された時、エリナの興奮はピークに達した。
「イキたい…ねえ、いじっていい?」
「いいよ。いっぱいいっぱいいじって、たくさん気持ちよくなりな」
『M』は『たな』が何を言われれば興奮するか、そして喜ぶかを知っていた。
「ほら、おち…ぽいじって。Mのおっぱいに、いっぱい、いっぱい、ピュッピュッって出して」
『M』はこの時、危うく自分の本名を書いてしまいそうになり、慌てて修正する羽目になった。こんな淫ら極まりない文章の中で本名がバレてしまったら…と思うと、
『M』は内心ゾッとした。