>>482
『M』の正体をエリナはまだ知らない。何を隠そうその正体は…

「はぁ…マジ変態すぎだから。ホントに…エロすぎだろ、こいつ…」

そう、『M』の正体は―いつものように、全裸のまま―寝転がってノートパソコンに向かっている、ハギワラマイだったのである。
もちろん、マイも『たな』の正体は知らない。まさかこの変態野郎の正体が、自分と同じ学校に通う後輩だなどとは、思うはずもなかった。
(つづく)