大量のエロ本に囲まれて孤独死…死後1か月以上経過した部屋のすさまじさ
亡くなっても誰からも発見されず、無残に虫の餌食になる痛ましい孤独死者。その数は、この10年で3倍にも増加しているという
。男性の一人暮らしで孤独死したケースを見てみよう。

部屋の壁面に溢れんばかりのアダルトビデオに、腰の位置ほども積み重なったエロ雑誌の切り抜き――。
かつては大手自動車メーカーに勤めていたという神奈川県の50代の男性は、このエロ雑誌の切り抜きに埋もれ、
腐乱した状態で息絶えていた。死因は心筋梗塞。死後1か月以上が経過していた。

「孤独死とひと言で言っても、亡くなられた方のお部屋にはいろんなパターンはあるんです。
男性の一人暮らしの方は、このように自分の世界観に浸っている場合が多いんです。2DKのマンションだったのですが、アダルト雑誌だけでも6t分もあったんですよ」
 
 そう淡々と語るのは、特殊清掃・遺品整理業のマインドカンパニーの鷹田了氏。孤独死する人は、
何らかの趣味や性癖に傾倒しているオタク系が多いそうで、大量のアイドルグッズが溢れた部屋に驚くことも。

「故人の恥部にならないよう、部屋の大人のおもちゃなどは、遺族に存在が知れないように処分するように心がけています」(鷹田氏)

遺品は近い内オークションに出品されるという。